発展的な学習の例
上級学年の課題に挑戦する
学習指導要領の改訂によって上級学年に移行された内容や扱いが軽減された内容を個に応じて行う。
マット運動において、基本的な技(前転、後転など)を振り返りながら、安全性に配慮してスプリング系の種目に挑戦する。

教科に関連した内容を応用・発展する
発展クラスはできるだけ英語で授業を進めたり、英語によるテレビのニュースや子ども番組、新聞、資料等を活用したりして発展的な課題をつくる。
相似に関する学習後、相似比から相似な図形の面積比、体積比についての学習を発展させる。
同一テーマの作文で、組み立てを変えたり他の材料を使ったりして、別の角度から効果を考えて文章を書く。

「読み・書き・計算など」のレベルや量を発展する
学校の周りにある植物や昆虫などをスケッチしたり、写真を撮ったりして、自分たちの図鑑をつくる。
ステップごとの計算と文章題に取り組み、習熟度を高める。

課題コース別に選択する
有性生殖の仕組みについて学習し、インターネットや資料で遺伝の規則性について調べる。
自然の中にある音や地域の生活の中で生まれる音を録音し、日本の音のスケッチをつくりながら、自然音、地域の祭り文化、我が国の伝統音楽など、音を通した日本の文化に対する関心を高める。
技能の習熟度や目的に応じて、余り布を活用しながら生活に役立つ物を製作する。

問題をつくり、互いに出題し合う
「速さ」の計算を使って身近な生活場面から文章題を作り、互いに解き合う。

子ども自らが課題を決定し追究する
「わたしたちの町の歴史探検」で弥生時代の遺跡の発掘にかかわった人に取材したり、発掘品や資料から当時の生活の様子を調べたりして、歴史新聞をつくる。
校内に「○○美術館」を開く話し合いをもとに、資料を収集したり作品を制作したりする。
環境に配慮した献立、買い方、調理の仕方、ゴミの出し方、片付け方等を各自で工夫し、「こだわりエコ弁当」をつくる。

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