(周南市立福川南幼稚園) TOPへ戻る
本園では平成16年度、「幼児教育長期研修」の研修園を引き受けることになった。 「幼児教育長期研修」とは、県が幼保・小一貫指導推進事業の一貫として実施している研修である。小学校の教員を1年間幼稚園に派遣し、幼児期の育ちや指導を踏まえた小学校低学年での指導の在り方について研修をするものである。 本園では、派遣された小学校教員(以下、「研修生」という。)と共にできることを工夫し、本園の教育をより充実したいと考えた。 (1)研究目的 @1年間、研修生と共に教育活動を展開することを通して、小学校教育への理解を深めるとともに、幼稚園教育のよさや課題について協議し、幼稚園教育を見直すとともに質の向上を図る。 A研修生の小学校教員としての経験を生かして、幼稚園と家庭との連携をさらに推進する。 B文部科学省から研究協力機関として指定を受けている、「就学前教育と小学校の連携に関する総合的調査研究」を進めるに当たり、研修生をつなぎ役として生かすことにより、効果的に研修を推進する。 (2)研究方法 @研修生が感じ取った幼稚園教育のよさや課題について職員会議等で協議、検討 A研修生の小学校教員としての経験を生かした保護者会での講話、学級便りへのワンポイントアドバイスの掲載 B幼稚園・保育所・小学校間の交流活動、情報交換会、合同研修会の実施 TOPへ戻る
(昼食参観週間の様子)
(研修生の講話「よりよい食習慣を確立するために」)
学級だよりに、研修生のワンポイントアドバイスを掲載した。これは保護者に大変好評で、この中で、研修生は幼稚園教育のよさにもふれた。以下はその一例である。
福川南幼稚園は、福川南小学校、福川南保育園と共に、文部科学省の「就学前教育と小学校の連携に関する総合的調査研究」の研究協力機関として研究を進めている。交流活動を計画、実践するに当たっては、何度も協議を重ね指導案等を検討するが、意見の食い違いも多く、研修生は両方の立場を理解し、つなぎ役としての役目を果たしている。 そのため、交流活動では幼稚園、小学校双方の子どもが生き生きと活動し、それぞれのねらいを達成したすることができた。 (こままわし) (凧つくり) (手づくりすごろく遊び) (だるま落とし) (遊んで楽しかったことの発表)
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