保護者の教育に対する関心は高く、人情味あふれる地域性が加わりPTA活動も活発である。 草刈作業・親子環境整備作業・学校と共同主催の運動会など、主体的な取組みが行われている。特に「どんど焼き集会」は、企画・指導・運営をPTAと子どもたちが行い地区住民の参加も多い。また農林業に関する人材が豊富で、総合的な学習や学校行事などでは、ゲストティーチャーとして活躍中である。 豊かな自然の中で育まれた子どもたちは、明るく素直で、寺山(学校の裏山)の懐に抱かれ伸び伸びと育っている。 昼休み、1年生から6年生までが一緒になって楽しくサッカーをする様子は、他の学校では見られない微笑ましい光景である。 それを支えているのが、全校を縦割りにした「生活班」である。ランチルームでの全校給食・清掃、そして全校行事などの中で支え・支えられて、ともに成長している。
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この2年間の取組みは、道徳の時間だけでなく、総合的な学習の時間(ひまわりタイム)における体験活動が充実したものになったといえる。子どもたちにも地域の人達と積極的に関わり、学ぼうとする意欲が育ってきた。 しかし、地域のもつ「よさ」に目を向け、その中から課題を見付け工夫して解決する学び方が十分身に付いていなかったり、自分の学びの質の高まりを実感し、学ぶことの楽しさを味わえていなかったりする子どもも多かった。 そこで本年度は、「菊川に学び、心豊かに生きる」という研究主題のもとで、菊川のよさを材とした単元を多く設定し、子どもが自力で課題を解決し、学びの質を高める等、確かな学力を身に付けることができる「総合的な学習の時間」の授業をめざそうと考え取り組んできた。また、サブテーマ〜よりよいひまわりタイムの授業づくりを求めて〜を設け、体験だけにとどまらず、学習として価値ある「総合的な学習の時間」のあり方を探ってきた。 TOPへ戻る
第5学年ひまわりタイム学習指導案 指導者 本間朝子
1 単元名 「森の学習パートU〜豊かな森の恵みを守ろう〜」 2 指導の立場 (1)子どもたちの実態から 本学級は、男子7名・女子6名でグループ学習や当番の仕事、掃除など仲よく協力しながら活動できる。 与えられた課題については、途中で投げ出してしまったり、最初から諦めてしまったりする子どもも若干名いるが、殆どは、最後まで真面目に取り組もうとする。今後は、自分たちの創意工夫を生かし、よりよいものを創っていこうとする意欲が見られるようになることが望まれる。 1学期の総合的な学習の時間では「森の学習パートT〜豊かな森の恵み〜」の学習を行った。この単元では、環境に恵まれた校区内の森で、自然にかかわりながら体験活動をするなかで「豊かな森の恵み」を実感し、その上で、課題設定をした。 課題設定に際しては、まず、この学習のめあて「環境について考える力を身に付ける」を担任より提示した。その上で、自分の課題とその追究方法を考え、追究するに値するか否かをチェックリストを使って吟味した。その結果、価値ある追究課題がどういうものであるかについて少しずつ理解できたようである。 追究の段階では、まず、追究方法を再考させた結果、実地調査や聞き取り調査を通じて「生の情報」を得ることの必要性を感じたようである。時間はかかったが、新たな体験に意欲的であった。また、環境問題に関する本をよく読んでおり、基礎的な知識が豊富な子どもは他児へのアドバイス等をしており、活動に広がりが見られた。しかし、中には「友達任せ」であったり、インターネットや本のみに頼ることで満足してしまったりという実態も見られた。また、ゲストティーチャーと親しみをもって関わることはできても「自ら求めようとする意欲」という点では、かなり物足りなさを感じた。 情報の発信に関しては、願いや思いのないまま終わってしまい、せっかくの体験が学習になり得たかは疑問である。 この単元全体を通して残った課題は、「追究の切実感のない課題」は子どもたちの追究の意欲を持続させ得ないということであり、課題との出会わせかた、設定のさせかたが非常に大切であるということである。 (2)単元について 本単元のねらいは、「環境について考える力を身に付け、環境を守る活動に取り組む」である。環境問題は人類の未来を左右する問題であり、21世紀を生きていく子どもたちにとって、身のまわりの環境について深く考え、改善していく力を身に付けることは重要である。しかし、「環境問題は、分っちゃいるが実行は困難。」とよく言われるように、現実の生活は、環境を論じていたら多くの不都合が起きる。また、我が身に災難が降りかからない限り、「切実感」もなければ考える「必要感」も生まれない問題のひとつである。 しかし、今日の環境問題は、人間があまりにも自分たちの都合を優先させすぎた結果でもあり、今一度、原点に立ち返り、この「大問題」について微力ながら考え行動を起こすきっかけをつくりたいと考える。 本校の5年生が「森の学習」に取り組むようになったのは、3年前である。「グリーンシャワーきくがわ」のキャッチフレーズのとおり、町の面積の約70%を占める山林は、子どもたちにとって身近で、容易に活動の場となり得る。また、実際に森へ出かけたり、関係機関に連絡をとったりするなど、少し努力をすれば、情報を得ることもさほど困難ではない。実践3年目ということもあり、地域とのネットワーク作りもかなり充実したものとなっている。また、一見「豊かな森」があり「豊かな水」に恵まれているという「豊かさ」ばかりが際立っているが、日本の林業の抱える問題、つまり「国産木材価格の下落」「林業従事者の高齢化」等の問題は、菊川町にもそのまま当てはまることで、人工林・天然林共に、人の手が全く入らなくなり、昼間でも暗く、動植物の数が極めて少ない「荒れてゆく森」も増えつつある。 総合的な学習の時間に「環境」を取り上げる場合、いろいろな題材が考えられるが、以上のような理由から「森」を取り上げ、本校の研究主題に迫っていこうと考えた。 (3)指導にあたって そこで、指導にあたっては次のことに留意したい。 ・ 「森の学習パートT〜豊かな森の恵み〜」は、とにかく「よかった、よかった。」で終わっており、子どもたちの中では、学習が終結しているといってもよい。そこで、本単元の導入では、今年公開された映画「デイ・アフター・トゥモロー」を視聴することにより地球環境を守ることへの切実感を高めたい。この際、国語「一秒が一年をこわす」との関連を図り、物語の内容が、単なる作り話ではなく、このまま環境を破壊し続ければ、いつの日にか起こりうることであることを感じ取らせる。 ・ 国語「一秒が一年をこわす」では、新聞記事や今夏放送された「すてきな宇宙船地球号・シリーズ温暖化と向きあう」のVTRも活用し、地球環境の現状についてより詳しく読みとらせることで、総合とのリンクをより確たるものとしたい。 ・ 発信の方法としては、NHKが主催する「環境フォト&メッセージ」募集に応募することを単元の中心に据えたい。この募集は、「地球にやさしい暮らし」もしくは「ふるさとの風景」をテーマに、環境への取組みを写真とそれにまつわるメッセージを添えて応募するものである。「森の学習パートT〜豊かな森の恵み〜」で豊かな森の恵みを体験した子どもたちにとって、「ふるさとの風景」をテーマに作品を作ることは容易であろう。しかし、環境について、違う側面からも見ることで、もう少し深く掘り下げて考えて欲しいと考える。そこで、テーマは「地球にやさしい暮らし」とし、「森の自然を守る」活動を主軸に単元を展開させるようにする。森の抱えている問題を体験し、そこで感じたことや考えたことをもとに応募作品を作成させるようにする。「身近な楢崎の森」を窓口に「地球環境」へと目を向けさせるようにする。 ・ 学習要素を意識し、「森の学習パートT〜豊かな森の恵み〜」では、「教師」「教師+子ども」を主体としたかかわり、つまり、総合的な学習の進め方を「教師がやってみせる」あるいは「子どもと一緒に考えながらやる」ことで、しっかりと身に付けさせることをねらった。「森の学習パートU〜豊かな森の恵みを守ろう〜」では、「子ども」「子ども・地域」を主体としたかかわり、つまり、「森の学習パートT〜豊かな森の恵み〜」で身につけた学習の手法をしっかりと発揮させ、できるだけ「子どもたちだけの力」で学習を進めさせたい。なお、発表会や道の駅での作品展示などの方法で「地域」への発信も積極的に取り組ませるようにする。 ・ 追究活動では、子どもたちは時間外にも活動フィールドに足を運ぶことが予想される。できるだけ要請に応え活動させたい。 ・ 道徳の時間では、総合単元的な道徳学習「自然が好き・人が好き」に取り組み、心情面でも高まることをねらいたい。道徳の時間とのリンクが、総合的な学習の時間の大きなねらいである「自己の生き方について考える」ことへと直結すると考える。 ・ ポートフォリオに一人ひとりの取組みの足跡が残せるよう、まず、共通のものを確実に整理させる。その上で、個人により取組の違うものをどういう形でまとめ、整理するかは個別に支援する。子どもたち同士の交流も大切にしたい。また、課題追究の見通しをもって学習計画を立案することや学習の中で修正していくことにも取り組ませるようにする。同時に、評価の視点を明確にし、自己評価を継続して行わせるようにすることで、学習の足跡が残せるだけでなく、自分の成長が楽しめるポートフォリオとなるようにしたい。 3 ねらい ア 「森の学習パートT〜豊かな森の恵み〜」「森の学習パートU〜豊かな森の恵みを守ろう〜」この二つの身近な森の自然について考える学習を通して、菊川の自然の豊かさや大切さに気付き、地域の一員として関心を抱くとともに、自然との共存について考える。 イ 楢崎の森の現状について、適切な方法を用いて実際的にとらえるとともに、自分たちの生活とのかかわりについて考える。 ウ 環境問題の解決や、よりよい環境創りをめざした取組みが抱える問題について認識を深め、その上で、自分たちの生き方について考え、日常的実践に移す。 単元プログラム 本時案 6 考察 (1)本時に至るまで ・ 楢崎の森を元気にする植林に関して、子どもたちから当初10コ近い問題が出た。しかし、その多くは、すぐに解決でき全体で話し合う問題としては取り上げられなかった。最終的に子どもたちが設定した課題は、「植える場所」「苗木の調達方法」「植林後の世話」に関する内容であった。そこで、この3点について、何度も森に足を運ぶように声をかけたり曖昧な点を指摘したりする等、一人ひとりが、自分なりの解決の見通しをもてるように支援をした。 ・ ゲストティーチャーである「山の先生」には、何度も会って日々変化する子どもたちの学習に対する取組みや、担任の意図を伝えた。 (2)本時について ・ 担任が期待する子どもたちの姿は、「もっと知りたい、もっと確かめたいという意欲をもって追究する」「地域の人材である山の先生にしっかりかかわる」であった。 本時に至るまで自分たちなりに問題の解決策を探ってきてはいたが、2活動、3活動を通じて「実は分かっていなかった」ことが多いことに気付く。自分たちだけでは、やっぱり曖昧な点が残る・・・どうしよう?ということで、本時の終わりに、「山の先生に確かめたい!」という思いが一気に高まった。 本時では、自分からゲストティーチャーの支援を求める学習を成立させることができた。したがって引き続き「山の先生」に教室に残っていただいた。その結果、子どもたちは堰を切ったように自分たちの中にある新たな?を投げかけていき課題解決への期待感を高めていった。 ・ これからの課題は、他の教科との関連の中で、もっと子どもたちが自分の力で学びの質を高めながら学習を進めていけるように力を付けていくことである。
(3)事後 ・ 12月9日、4人の「山の先生」にゲストティーチャーとして来ていただき、活動フィールドの一つであるNさんの山にコナラ・クヌギ・ヤシャブシの苗木を植林した。木はそれぞれの思いで選んだものである。(例えば、ヤシャブシは土に興味をもっている子どもが選んだ) 実際の植林は、事前の知識はあったものの、「聞くのとやるのは大違い」の感があったようである。それでも、4人の先生方に一生懸命指導を仰ぎながら全員が無事自分の思いを叶えることができた。 本校には学校林があるが、遠くて活動フィールドとしては不向きである。Nさんという協力者がおられるからこそ学習が成立する。地域の教育力あっての総合的な学習の時間である。 ・ 国語「体験したことを分かりやすく伝えよう」との関連を図り、植林のこと、来年度以降の森の世話のことを4年生に向けて、スピーチすることにした。 文章を書くことにより、さらに一人ひとりの思いが深まり、考えがまとまっていったように感じる。 スピーチを聴いた4年生は、来年は、自分たちが活動を引き継いでいくことを約束してくれ、森の学習が本校のよき伝統となりつつある。 ・ 12月22日に町内7箇所(道の駅・スーパーM・郵便局・アブニール・町役場・JA・大迫名水)にポスターを貼った。場所を選択する際のポイントは、「人目につく」「ごみが多い」であった。「ごみが多い」場所として、鍛練遠足で通った菊川町から豊浦町に抜ける途中の森が真っ先にあがったが、時間的な制約もあり、今回は見送りとなった。学期末も近づいたこの日にポスターを貼って歩くことになったのは、ある児童の「どうせなら年内に貼った方が、年末年始に人がたくさん出入りするから、それだけたくさんの人に見てもらえる」という提案があったからである。子どもたちからこのような考えが出てきたことに成長の足跡を感じる。ポスターを貼ることに関する交渉も殆ど自分たちだけの力ですることができた。事前に原稿を考え電話で交渉する姿に、これまでの体験で培われた「やればできる!」という自信を感じることができた。
見が殆どの子どもから出た。次の活動に確実につながる収穫を得ることができた。 この活動で感じたことは、町内のいろいろな場所で、学校の取組みに対する受け入れ体制ができているということである。もし、何もない場合を考えると、「ちょっと障壁が多すぎて、子どもの力だけでは乗り越えられないかな」と感じる。 ・ 3学期に入り、「森の学習」も終盤を迎えた。 子どもたちの「森」に対する思い・見方は確実に変容してきている。保護者からも「家庭で森や環境について話すようになった」「広葉樹や針葉樹の働きについて山を見ながら子どもが話してくれた」などの声が聞かれるようになった。また、他の学習の中でも、森や環境について自然に口にするようになってきている。道徳の時間に「人間はすばらしい」(出典:ひびけ心に第2集)の学習をした。その感想の中に次のようなものがあった。
(4)評価に関して ・ 「学習計画と自己評価」カードを使い、継続的に自己評価を行っている。観点については、「楽しく活動できたか(赤線)」「友達と協力・交流できたか(青線)」である。「友達と協力・交流できたか(青線)」については、評価できないこともあり、この二つの観点が適切かどうかは、検討の余地がある。しかし、このカードにより、ポイントが低い子どもに対して適時支援することができ指導に役立っている。子どもたち自身も、自分の学習の足跡・成長の足跡を振り返ることができ、楽しんで記入している。
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・ 地域の材を取り入れた単元は、子どもたちにとって身近で、必要であればいつでも直接足を運ぶことができるよさがある。教師が、単元全体を見据え、子どもたちの学習を保障していけば、確実に主体的な学習と成りうる。実際に、子どもたちの学習の質は変容してきており、「菊川のよさ」を十分感じ取っている。 しかし、「学習を保障」しようとすれば、事前・事後に膨大な時間を費やすことは、殆どの場合避けて通れない。例えば、ゲストティーチャーとの折衝は相手の都合が最優先なので、なかなか学校の思う通りには進まない。地域で共有するマップ・人材リストの作成、校内のパソコンの情報整理もされ、「一から担任が起こしていく」大変さは改善されてきてはいるが、それでも、まだまだ不十分といえる。この問題をクリアしなければその煩わしさ故、総合が「生きる力」の育成から離れたものになる可能性もある。実践を積み重ねていくほか解決の打開策はないであろう。 ・ 菊川町の様々な場所で、子どもたちを受け入れる体制が整ってきつつある。どこに出かけて行っても協力的で、中には「こうするといいよ。」というアドバイスをしてくださる人もいる。また、安全面を考えても、たくさんの大人が子どもたちに目をかけることで、少人数の教師では不行き届きの点をカバーしてもらっていることを感じる。今後は、活動を継続させることで、このような機能がさらに確たるものになればと考える。教育委員会を通じて、町へ働きかけをしてもらうことも一つの方法である。 【評価に関して】 ・「ブリッジ」および「内容系列表」(国際理解、情報、環境、福祉、自己・成長、地域の領域ごとに目標・内容・学年別の目標を表したもの)を作成したことで、評価のよりどころが明確になった。 ・ ポートフォリオの活用により子どもをとらえ、個に応じた多様な支援を考えることができるようになった。 ・ 相互評価・保護者による評価・ゲストティーチャーによる評価を意図的に実施したことで、自己評価の客観性を高めることができた。 ・ ポートフォリオを活用したり、自分で課題を解決する学習の中で自己評価を継続的に取り入れたりすることで、子どもたちは自分自身の成長を実感し、自信をもって活動できるようになった。また、自分自身だけでなく、友達のよさを見付ける目が育ってきている。 今後は、目標からおりた評価規準をもとに自己評価の項目を決定し、より確かな学びへと変えていく必要がある。 【モデル事業に関して【】 ・ 他の小学校の学習を参観することは、本校の実践の参考になった。特に共通テーマの授業は学びの質を高めていく上で、大いに役立ったと言える。また、中学校・高等学校に関しては、校種の違いによる共同研究ということで困難な点も多かったが、小学校の間に身に付けさせたい力が見えてきた。これらを整理し、単元プログラムの中に組み込んでいくことで、系統立てて指導に当たることができると思われる。 TOPへ戻る
・ 下記のように2つの部会、仮説1,2、研究の視点・内容を設定した。実際の研究は、年間4回の授業研究(公開授業)を中心に進めた。授業研究では、講師の招聘、研究協議会への他校職員の参加を積極的に行うようにした。
【校長から】 ・ 単元プログラムの作成では 20時間から30時間という長時間の「総合的な学習の時間」を実りあるものにするためには、単元プログラムの作成は必要不可欠なものである。この作成には多くの時間を必要とするが、児童の課題追究において予期しない新たな課題の発生も予想されるので、学習活動の時間は余裕をもった配分が必要となる。 ・ 児童の学習活動における安全の確保では 「総合的な学習の時間」では、活動の場が学校から地域へ拡大する。活動の拡大に伴って児童の安全の確保が課題となるので、校長、教頭、さらには、保護者や地域の方へ協力を呼びかけての参加協力が必要となる。 ・ 地域材を学習に効果的に活かすには 教師は「総合的な学習の時間」を展開する前段階として、学習対象となる地域材(人・物)の教材研究を行う。この教材研究の質と量が児童の課題追究の成果に大きくかかわるので、教師の地域材の教材研究の時間確保は大切となる。この時間確保のためには、児童下校後の時間をできるだけ教師の教材研究に当てることが大切である。 TOPへ戻る 実践編へ戻る |