平成16年度、萩地域が文部科学省委嘱事業『特別支援教育推進体制モデル事業』の推進地域の指定を受けたことを機に、本校では、画一的な教育を見直し、一人ひとりの子どもや個を取り巻く学級集団の実態把握に努めながら子ども一人ひとりに向き合い、きめ細やかで柔軟性のある支援を模索し、校内支援体制の確立を目指してきた。特殊教育から特別支援教育への転換が求められている中で、“目の前の子ども一人ひとりを知り、教育的ニーズを把握し、必要な支援を教職員全員で!”を合い言葉にして取り組むことが出来たことは、今後につながる大きな実りであった。具体的な成果としては、次の点があげられる。
これらのことは、子ども一人ひとりの顔の見える教育へと改善していくことにつながってきているものと考える。その一方で、様々な課題も見えてきた。
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