「支援ミーティング」は、各学年単位の同学年会に特別支援教育コーディネーターと生徒指導主任が参加する。担任から相談のある児童の中には、不適応状態を起こしたりする場合もあることから、生徒指導主任との連携は、「特別支援教育」を進めていく上では非常に重要であると考えている。生徒指導上の問題解決に「特別支援教育の視点」が必要な事例も多い。担任が特別な教育的支援が必要であると考える児童について、同学年の教師同士が互いに情報交換をすることで、共通理解を図り、同学年としての体制が整うという面で、大変意義のあるものとなる。特別支援教育コーディネーターは、各学年の状況を把握し、必要な支援についての情報提供を行い、全教職員で共通理解を図っていくことが必要な場合は「校内支援委員会」において協議を行い、専門機関との連携が必要と考える場合は連絡調整役を担う。
「支援システムとその流れ」については、図2のようになる。
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