・ 学習意欲の向上
  ・ 学力の定着

  ・ 学習意欲の低下
  ・ 習熟度・理解度に格差

  ・ 習熟度別授業の導入
  ・ TTの導入
  
  基礎学力が不足している生徒への
  一斉授業の実施

英語及び数学において、新入生へのTTや、
2学年までの習熟度別授業を実践する

[概要]
        〈 従 来 〉
                                 
                             −→


                            きめ細かい指導
                             ー→
                            個々に応じた指導
■ 1・2年次で発展性を持たせた習熟度別授業の導入と新教育課程の編成

  本校では、平成14年度から単位制を導入し教育課程を改編した。これにより、それまで一斉授業を行ってきた数学と英語において、1年次から習熟度別授業を導入することになった。また、1,2年次の科目を連動させ、1年次に選択履修した科目により、2年次の履修科目が自動的に決まる方法を導入した。これにより、前年度と次年度の学習内容に関連を持たせることが可能となった。
  また、平成15年度からの新教育課程実施に伴い、さらに開講科目の検討を行い、現行の教育課程を編成し実施した。


● 数学科指導風景 ●
■ 1学期中間考査までTTを導入し、既習内容の復習と高校の学習内容への連結を図る

  数学と英語の各科目の目標は、次のとおりである(一部抜粋)。

科目名 数学基礎 基礎英語
学習目標  数学と人間とのかかわりや、社会生活において数学が果たす役割について理解させ、数学に対する興味・関心を高めるとともに数学的な見方や考え方を認識させ、数学を生活において活用する態度を育てる。  中学校での学習内容の定着を図るため、基礎的な文法、単語等を整理、復習し、2年次の英語Tへとつなげていく。この授業を通して、基礎的な英単語や英文を聞き、声に出して発音し、読んで理解し、書いて綴りを確認し、使える言語として修得させる。また、英語圏の文化に親しもうとする態度を育てる。
  例年、本校では習熟度クラスを編成する場合、学力検査時の関係科目の点数を参考にし、生徒本人の希望も考慮の上、編成を行っていた。しかし、一方で編成後に所属したクラスの授業についていけない生徒も毎年数名出たため、指導方法を改善する必要が出てきた。
  そこで、平成17年度は従来の編成方法によりクラスを決定後、1年次の1学期中間考査まではクラスを分離せず、2名の授業者によるTT形式で中学校までの学習内容の復習を徹底的に行った。
  これにより、各科目とも高校段階の学習内容にスムーズに連結させることが可能となった。


● 英語科TT指導風景 ●



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