1 学校紹介/2 具体的な活動 (1)表現力向上の取組み (2)キャリアインストラクターを活用した職業観・人生観の育成 (3)高校・大学・地域の新たな連携活動 (4)セルフプロデュース方式インターンシップの実践/3 成果と課題/4 校長からみた指導のポイント
サポートバンク活用事業を利用して、地域在住の優れた指導者を招き、国語科教諭とのティーム・ティーチングを行っている。 具体的には、普通科2年生を対象として、「国語表現T」の授業の中で実践的に俳句創作の基本を学んでいる。
本校のある町は、古い歴史や文化、美しい自然に恵まれている。この好条件を生かし、@俳句の題材を地域に求める吟行により、自らの生きる世界を見つめ直し地域への理解を深めること A句会を開き、お互いの作品を吟味し合う中で、次の表現へと繋がることばの力を育むこと B山口県俳句大会への応募等により、創作の成就感を持たせることなどをねらいとした指導を行っている。
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将来の生き方や仕事観、社会における現実的諸問題に対する理解と対応、特に「豊かに生きるとはどういうことか」について生徒に考えさせることを目的として、毎年、キャリアインストラクター派遣事業を活用した講演会を実施している。 本校では、この講演会を、規範意識が薄れ、勉強や働く意欲を失いかけている生徒への対応策として位置付けている。 この取組みを通じて、生きていく上で大切なことを、現実の諸問題をとおして様々な角度から、分かりやすく伝えることができた。また、人間関係やコミュニケーションの取り方、努力の大切さ、仕事をする上で大切なこと、離職によって発生する問題などを中心に、日常生活では見えにくい大切なことも伝えることができた。
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平成16年度から、教員と生徒からなる「地域づくり推進委員会」を設置し、地域の豊かな自然や文化を教材とする学習や活動を通じて、生徒の新たな可能性を見出す取組みを行っている。 平成16年度は、地域づくりプラン作成のためのワークショップ活動に年8回(土曜日)参加した。 平成17年度には、様々なプロジェクトのうち、国際文化交流を中心に参画した。また、こうしたプロジェクトと並行して、次年度プロジェクトのプラン作成のためのワークショップ活動に参加している。
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本校では、2年生全員を対象に総合的な学習の時間を利用して、受入企業等の選定や事前交渉、依頼状・礼状等の文書作成を、すべて生徒自身に行わせる「セルフプロデュース方式によるインターンシップ」に取り組んでいる。 「仕事」に関する様々な事柄を学習させることを主な目標としているが、コミュニケーションの取り方、電話での対応、パソコンの活用方法、文書作成の基本、人前で発表する力など、総合的に様々なことを学習できる機会となっている。 生徒へのガイダンスでは、インターンシップの目的とともに、セルフプロデュース方式で実施するねらいを十分に説明する。また、アプローチシートにより、実施先の決定を支援する。 インターンシップの成果と課題については、実習日誌と自己評価表により検証する。 また、事後指導の充実を図るために、1年生も参加する合同体験発表会を行い、生徒に達成感をもたせるとともに、1年生の意欲を高める啓発活動ともしている。
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