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【わがまち自慢】市町リスト
わがまち自慢
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吉田松陰
(
よしだしょういん
)
と
松下村塾
(
しょうかそんじゅく
)
松陰神社の
境内
(
けいだい
)
にある松下村塾は、簡素な平屋建ての建物です。吉田松陰はわずか2年半の間に90名余りの塾生を教育し、高杉晋作、
伊藤博文
(
いとうひろぶみ
)
、
山県有朋
(
やまがたありとも
)
、
久坂玄瑞
(
くさかげんずい
)
など、やがて明治維新から新世代にかけて活躍する人物を育てました。松陰自身は新しい時代を見ることなく、安政6年に処刑され30年の生涯を終えましたが、その遺志は門人たちの心の中に生き、新しい時代をつくる
礎
(
いしずえ
)
となりました。
萩焼
(
はぎやき
)
400年前、
毛利輝元
(
もうりてるもと
)
が
文禄
(
ぶんろく
)
・
慶長
(
けいちょう
)
の
役
(
えき
)
で、朝鮮の
陶工
(
とうこう
)
・
李勺光
(
りしゃくこう
)
と
李敬
(
りけい
)
の兄弟をつれて帰国し、萩の
松本
(
まつもと
)
村で窯を開かせたのが萩焼の始まりといわれています。兄の死後、弟・李敬が後を継ぎ「
坂高麗左衛門
(
さかこうらいざえもん
)
」に任ぜられました。登り窯によって、低火度で長時間ゆっくりと焼くため感触が柔らかく、重たく保湿性をもっているのが萩焼の大きな特徴です。
笠山椿群生林
(
かさやまつばきぐんせいりん
)
10ヘクタールの広さに約2万5千本のやぶ椿が自生する笠山は、藩政時代には萩城の北東、
鬼門
(
きもん
)
の方角に当たるので、樹木の
伐採
(
ばっさい
)
や鳥獣の捕獲が禁止されていましたが、明治になって雑木類といっしょに多くの椿が切り取られてしまいました。昭和45年、著名な椿の研究家の渡邉武博士から、雑木やつる草を切り除けば椿林として観光地になると助言され、以来、萩市は雑木の伐採や観光道路の整備などに力を注ぎ、20数年でりっぱな椿林ができ上がりました。
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