わがまちベスト3
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経済大国日本実現の元勲
岸・佐藤兄弟宰相きょうだいさいしょう
 日本を世界の経済大国に変身させた戦後の元勲げんくん的首相で、初めて兄弟で首相を務めました。岸信介きしのぶすけは昭和32年から35年まで首相に在任し、日本の政治史上に残る日米安保あんぽ条約改定を成立させ、今日の日米関係の基盤を確立しました。佐藤栄作さとうえいさくは昭和39年から47年まで首相に在任し、課題とされた沖縄返還を実現し、日本経済の高度成長をリードして世界先進国家の一員に押し上げました。田布施町郷土館に遺品が展示されています。 兄弟宰相肖像

自由律俳人 江良えら碧松へきしょう
 明治末期から昭和50年代期にかけて活躍した自由律俳人で、防府市の種田山頭火たねださんとうか、平生町の久保白船くぼはくせんとともに周防三羽ガラスと称されました。句集「松吹く風」が残されており、吹き抜ける風や流れる水、土の匂いの中で自然と共に暮らす生活を通 じて作られた作品が多くの人に親しまれています。町内には「飲んだ水みんな汗にしてはたらく」や「月はまろし水の中にてもまろし」の句碑が建てられています。田布施町郷土館に、遺品などが展示されています。 俳人江良碧松句碑


詩情豊しじょうゆたかな ハミングロード
 田布施町の中央部を流れる田布施川右岸のさくら橋から町役場前を経て近隣公園に至る川ぞいに、約500mのハミングロードがあります。ここには「故郷」、「われは海の子」、「さくら」、「めだかの学校」、「早春賦そうしゅんふ」、「浜千鳥はまちどり」など、童謡どうよう唱歌しょうかの歌碑が立ち並んでいます。公園を散歩する人が、思わず子供の頃を思い起こして口ずさむなつかかしい歌のハミングが聞こえてきそうな散策さんさく道です。 近隣公園とさくら橋

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