◆夫は陶芸ミュージアムの学芸員、私は英語教室を自宅で開く
  彼の生家に義母と同居という新生活のスタートでしたけれど、すぐに長女を妊娠したこともあって、同居は助かりました。
  というのは、やっぱり私は専業主婦では飽きたらず、近くの中学生、高校生を対象に家の一室で英語教室を始めたんですね。
  あれだけ仕事をしていると、何かをしないと体がムズムズしてくるっていうか。
  教えている間は、義母に娘をみてもらい、義母も孫を独占できる時間なので、本当にいい関係ができました。
 陶芸ミュージアムは、車で30分のところなので、彼はマイカー通勤。
  通勤ルートが海岸線で、特に夕日のきれいさはピカイチ。
 帰りに写真を撮ることもしばしばで、「こんなことは東京の通勤では考えられなかった」って、しきりに言ってます。
  学生時代からの研究テーマは地元の萩焼でしたが、県内に吉向焼きっこうやき末田焼すえたやき須恵焼すえやき小月焼おづきやきなどいろいろなかまがあるので、毎日すごく生き生きと仕事をしているのがよくわかります。