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地勢・気候    海岸 自然公園 誇れる特徴的な自然 生きもの  自然体験のできる施設
 山口県の河川の特徴は流れが急で、長さの短い河川が多いことです。二級水系は、河川数(437)、河川延長(2,213km)ともに全国第2位 となっています。一級水系は県央部に佐波川さばがわ、広島県境に小瀬川おぜがわの2水系があり、いずれも瀬戸内海に注いでいます。長い川(河川延長)、大きい川(流域面積)のベスト1はともに錦川にしきがわ(周南市〜岩国市 延長331.9km、面積884.9km2)です。 一級河川
佐波川(1級河川)
●「一級水系」「二級水系」とは
 日本の河川は「1級河川」と「2級河川」があります。この1級・2級とは、水害対策や水利用などに関する重要性を示したものです。支川も含めて特に重要な川を「1級水系」といいます。どんなに小さな川でも1級水系に属する川は「1級河川」に分類されます。「1級」河川は「2級」河川よりも大きくて長い川、と思いがちですが、必ずしもそうではありません。

松本川のシロウオ漁(2級河川)

木屋川こやがわ(下関市)
 旧豊田町内は、ゲンジボタル発生地として国の天然記念物として指定されており、河口では、江戸時代頃から伝わるとされる20〜30cmの石を伏せたお椀状に積み上げて行う石グロ漁法により、春から秋にかけてウナギ漁が行われています。
ホタル舟
ホタル舟(木屋川)

錦川にしきがわ(周南市〜岩国市)
 山口県で最も長く、大きな川ですが、上流は清流として知られています。また、下流域には、日本三名橋として全国的に有名な錦帯橋きんたいきょう鵜飼うかい、古い歴史の面影を残す多くの史跡や公園などがあり、県内有数の観光地を形成しています。最近では、流域でカヌーを楽しむ人々が増えています。
鵜飼
鵜飼(錦川)
 
ゲンジボタルで有名
 一の坂川いちのさかがわ(山口市)、
  椹野川ふしのがわ(山口市)、
  深川川ふかわがわ(長門市) など
ウミネコの飛来で有名
 島田川しまだがわ(光市)
白魚しろうお漁で有名
 松本川(萩市)、錦川(岩国市)
桜の名所
 錦川河川敷(岩国市)、田布施川たぶせがわ土手、
  一の坂川 など
渓谷美の川
  阿武川の長門峡ちょうもんきょう(山口市)、
  高瀬川の高瀬峡(周南市)、 
  寂地川の寂地峡じゃくちきょう(岩国市)、
  木谷川の木谷峡(岩国市) など
川の文化的遺産
  潮音洞ちょうおんどう(周南市)、
  盤石橋ばんじゃくきょう(長門市) など

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山口県河川委員会編 『やまぐちの川ビジョン』 2001年 
山口県ふるさとづくり県民会議編・発行 『ふるさとの水』 1991年  
山口県編 『きらめき山口Q&A』 山口県 1999年
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