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地勢・気候    海岸 自然公園 誇れる特徴的な自然 生きもの  自然体験のできる施設

生きもの
 山口県には、多彩で豊かな自然環境の中で、約2,700種の植物をはじめ、約50種のほ乳類、渡り鳥を含めた約370種の鳥類、約30種の両生類・は虫類、約125種の淡水産魚類、約6,500種以上の昆虫の生息が確認されています。
 中でも、貴重な生きものとして、防府市や下関市のエヒメアヤメ、岩国市南桑なぐわのカジカガエルは天然記念物に、また、周南市八代のナベヅルは特別天然記念物に指定されています。また、ニホンジカ及びツキノワグマは、その学術的な価値から特定鳥獣として、特別 に保護管理が行われるとともに、野生鳥獣の保護繁殖はんしょくを図るための鳥獣保護区なども設定されています。
  このように、県内には数多くの野生の生きものが生息していますが、近年の都市化や開発により種の減少が進んでいます。また、一方では、シカ、イノシシなどによる農作物への被害もみられます。
ヒメアヤメ
エヒメアヤメ(防府市西浦)   
カジカガエル
カジカガエル(岩国市南桑) 

●ゲンジボタル
 山口県内に生息しているホタルは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種類です。このうち、ゲンジボタルは、県を代表する昆虫で、山口市内の一の坂川や椹野ふしの川・吉敷よしき川と下関市内の木屋こや川で多く見られ、これらの生息地はいずれもゲンジボタルの発生地として国の天然記念物に指定されています。  
一の坂川のホタル
一の坂川
 
レッドデータブック
 絶滅のおそれのある種の分布や生息状況を明らかにした「レッドデータブック」が全国で策定されています。山口県でも平成14年3月に「山口県版レッドデータブック」が策定されました。
山口県編 『平成13年版環境白書』 山口県 2001年
山口県河川委員会編 『やまぐちの川ビジョン』 2001年 
クイズ 県のシンボル 自然 歴史 産業 住み良さ 生活 文化 観光 国際 教育

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