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総合的な住みよさ 恵まれた自然環境 安い地価 快適な道路 県民性 豊かな食文化 |
豊かな食文化 | |
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3方が海に開かれた山口県は、古くから水産業が盛んです。日本海側では、曲がりくねった海岸線をもち、対馬・朝鮮半島に向かって 一方、内陸部では、山で採れるわらび・ぜんまい・たけのこ・まつたけなどのほか、麦・いも類・豆類などが多く収穫され、あゆをはじめとする川魚も豊富に獲れました。さらに江戸時代になると、内陸の盆地が開拓されて米づくりも盛んになり、人々のくらしは比較的豊かだったといわれています。 そのため山口県では、これらの豊富な海の幸、山の幸をいかした豊かな食文化が育まれました。さらに豊かな食文化は人の心も豊かにし、人情味あふれる県民性や教育熱心な地域性が育まれ、住みよい山口県を形づくってきたといえるでしょう。 |
日本の食生活全集編集委員会編 『日本の食生活全集 聞き書 山口県の食事』 農山漁村文化協会 1989年 |