タイトル

ゆとりある勤労者生活 高齢社会への取組み 少子化対策 福祉 健康づくり 防災対策 ゆとりある住まい・まちづくり 水資源の開発 環境への取組み くらしの中の公園 ユニークな地域づくり
ゆとりある勤労者生活

工場で働く作業員
工場で働く作業員

家族との休日を楽しむサラリーマン 家族との休日を楽しむサラリーマン

 働く人たちの生活は、労働時間のほかにも、趣味などを楽しむ時間、家族とふれあう時間、職業能力向上のための時間、地域での活動に参加する時間など、さまざまな時間から成り立っています。豊かでゆとりある生活を実現するためには、労働時間の短縮をすすめ、これらのすべてを充実させていくことが必要です。
 平成22年の山口県の1人当たり平均年間総実労働時間は、1,829時間で、これは全国平均の1,798時間に比べ31時間長く、国が目標としている1,800時間を上回っています。
 昭和48年の第1次オイルショック以降、パートタイム労働者が急速に増加し、また、昭和60年以降、派遣労働という就業形態が定着しました。今後、高齢化の進展や女性の職場進出などにより、契約労働や在宅就労、SOHOなど、働き方はさらに多様化するものと考えられます。
 労働者の意識が変化し、定年まで一つの事業所に勤める「終身雇用しゅうしんこよう」から、状況に応じて転職してもよいと考える人が増える傾向にあります。またこれに伴い、勤めている年数に応じて賃金を決める「年功序列ねんこうじょれつ」から、能力を重視したいわゆる「能力主義」を主体とする賃金体系へと変化しつつあります。
<ゆとりある勤労者生活をめざして>
 国際化や技術革新・情報化、少子・高齢化などの社会情勢が激しく変化し、勤労者の価値観が多様化するとともに、働くことに対する意識も大きく変化しています。このような変化に、社会が柔軟に対応することが求められる中で、勤労者個人がその個性や能力を十分に活かし、豊かでゆとりある生活を実現することが重要な課題となっています。
 こうした観点から、県では平成19年策定の「やまぐち就業促進計画」に基づいて、個性を活かしたゆとりある勤労者生活をめざして、雇用機会の拡大や就業に関する情報提供、職場環境の改善、職業能力開発の支援などのさまざまな事業に取り組んでいます。
 
SOHOソーホー
 スモールオフィス、ホームオフィスの略。自宅や小規模オフィスで仕事をする 就業形態やその仕事場。SOHOで事業を行う人々を指すこともあります。
フレックスタイム制
 労働者が一定の定められた時間帯の中で、労働時間の始めと終わり を自由に設定できる労働時間制度のことです。
山口県編 『ワーク&ライフ山口 勤労者対策基本構想』 山口県 2000年
山口県編 『ゆとりライフをめざして』 山口県 2001年
山口県労働協会編 『山口県労働経済の概要』 山口県労働協会 2001年
クイズ 県のシンボル 自然 歴史 産業 住み良さ 生活 文化 観光 国際 教育

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