タイトル

ゆとりある勤労者生活 高齢社会への取組み 少子化対策 福祉 健康づくり 防災対策 ゆとりある住まい・まちづくり 水資源の開発 環境への取組み くらしの中の公園 ユニークな地域づくり
高齢社会への取組み

車椅子のお年寄り
車椅子のお年寄り

パソコンに親しむお年寄り パソコンに親しむお年寄り

 公衆衛生水準の向上や、医療サービスの充実、医学の進歩、生活水準の向上などによって、平成22年には、男性で79歳(昭和25年:58歳)、女性で86歳(昭和25年:61.5歳)と、男女ともに平均寿命(ある年に生まれた人が何年生きられるかという平均生存年数)が大幅に伸びており、世界でも有数の長寿国となっています。このように平均寿命が大幅に伸びる一方、少子化が進行していることから、高齢化が急速に進行しています。
 平成22年に行われた国勢調査によると、山口県の高齢化率(人口全体に占める65歳以上(高齢者)の方の割合)は、28.0%で、全国平均の23.0%を大きく上回り、全国第4位となっています。山口県の高齢化は全国と比較して、約10年早いスピードで進行しています。さらに、山口県の高齢者人口は平成32年にピークを迎え、3人に1人が高齢者(34.9%)という、全国でもトップクラス(全国第2位)の高齢社会の到来が予想されています。
 こうした急激な高齢化の進行によって、介護を必要とする高齢者が増える一方で、介護する人もまた高齢となり、平成22年国民生活基礎調査によると、60歳以上同士の介護が62.7%と年々増加しており、介護する人の負担も重くなっています。生活様式が多様化するにつれて家族の規模が小さくなり、お年寄りだけの家庭も増えてきており、家族だけで介護することは難しくなっています。
 今後さらに高齢化が進行する中、介護保険制度により、高齢者が寝たきりや認知症など介護が必要な状態になっても安心して暮らせるよう、介護等を必要とする人やその家族を社会全体で支えていくことが重要です。
 また、山口県では「やまぐち高齢者プラン」を策定し、『だれもが生涯にわたり、住み慣れた地域や家庭で、安心していきいきと暮らせる社会づくり』の実現に向けて、保健・医療・福祉の連携を図りながら「生涯現役社会づくり」のための各分野にわたる施策の推進を図っています。

介護支援専門員
 介護保険制度において、要支援・要介護認定を受けた人からの相談を受け、サービス計画(ケアプラン)を作成し、介護サービス事業者や介護施設との連絡調整などを行う人です。「ケアマネジャー」や略して「ケアマネ」とも言われます。

訪問介護員
 高齢者の方などの家庭を訪問して、食事・入浴・衣類着脱などの身体の介護や調理・洗たく・掃除・買い物などの家事サービスを行う人です。「ホームヘルパー」とも言われます。

 

高齢社会先進地域づくり
 高齢化の進んだ地域において進められる、広域的な連携による高齢社会を先取りした地域づくりのことで、周防大島高齢者モデル居住圏構想がこれに当たります。
関連情報は…
(事務局)周防大島高齢者モデル居住圏構想推進協議会

ホームヘルパー
 高齢者の家庭を訪問して入浴、排せつ、食事などの介護や調理、洗たく、買い物などの家事援助を行う訪問介護員のことです。

『山口県健康福祉基本構想』山口県 2000年
『第三次やまぐち高齢者プラン』山口県 2009年
クイズ 県のシンボル 自然 歴史 産業 住み良さ 生活 文化 観光 国際 教育

トップぺージへこのページの頭へ やまぐちを知ろうトップへこの項目の先頭画面へ前のページへ次のページへ