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防災対策 | |
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山口県では、県民の皆さんが安心して暮らせる県土づくりのため、地震や風水害、土砂災害などの各種災害に備えて、さまざまな防災対策に積極的に取り組んでいます。 県では、「山口県地域防災計画」に沿って、総合的な防災対策を進めています。また、県民の防災に対する意識を高めるために、総合防災訓練や防災講演会の実施や自主防災組織の育成支援に取り組んでいます。さらに、大規模な災害が起きたときに、他の県や関係団体とお互いに助け合うための協定の整備を進めています。 また、消防防災ヘリコプターの導入や、 災害が起きたときに被害を最小限に食い止めるためには、県や市町村などが行うさまざまな防災対策に加え、一人ひとりが「自分の命は自分で守る」という意識を持って、普段から災害に備えておくことが重要です。災害はいつ、どこで起こるか分かりません。日頃から、家庭や学校で災害時の対応や行動について、しっかり話し合っておきましょう。 <土砂災害に備えて> 面積の大部分が山地や丘陵地に占められ、地質構造がとても弱い山口県には、土砂災害の危険箇所が5,800か所以上もあり、全国で8番目に多くなっています。 このため県では、地すべり対策事業などにより危険箇所の安全性を高める対策工事を行うだけでなく、住民があらかじめ危険箇所を知っておき、万一の土砂災害が発生した場合はすみやかに避難できるよう、防災情報をすばやく伝えるシステムや危険箇所マップの作成・配布などを行っています。また、必要な情報を集め、災害にすばやく対応し、被害を少なくするため、土砂災害110番を設置しています。 |
山口県防災会議編 『山口県地域防災計画』 山口県 2000年 全国林業改良普及協会編 『山地災害に備える』 日本治山治水協会 2001年 山口県編 『きらめき山口Q&A』 山口県 1999年 |