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ゆとりある住まい・まちづくり

住宅地の街並み
住宅地の街並み

下水道の点検 下水道の点検

 山口県では、核家族化や高齢者の一人暮らしが増えたことによって、昭和50年に3.4人だった世帯あたりの家族の人数が平成12年には2.6人まで減少しました。このため少子・高齢化が進み人口が減り続けているにもかかわらず、県内の世帯数は増加しています。
 また、県内の平成10年の持家率は65.2%と全国平均60.3%より高く、住宅の平均的な大きさも100.71平方メートルで全国平均を上回っていますが、中国地方5県で見るといずれも4位 で低い水準にあります。
 県内の住宅の数は世帯数の増加とともに、昭和48年の45万戸から平成5年には59万戸に増えました。しかし昭和48年に5.2%だった空き家の割合が平成5年には9.5%に上昇しており、既存住宅(ストック)の有効活用が課題になっています。
 平成9年の県民アンケートによれば、災害に強く耐久性の高い住宅や、高齢者・障害者に配慮した住宅への関心が高まっています。また、省エネルギーなどの環境に配慮した住宅への関心も高まっており、住宅を解体したときに出る廃材などを資源としてリサイクルするプログラムなどが始められています。
 県では、平成11年に策定した「やまぐち・ゆとり住生活21」に基づいて、だれもが安心して住み続けられる住環境の整備や既存住宅ストックの有効活用をはじめ、まちづくりや環境保全なども視野に入れた幅広い事業に取り組み、県民が豊かさとゆとりを実感できる住生活の実現をめざしています。
<下水道の整備>
 地球上の水は海から蒸発して雲になり、雨を降らせ、川や湖を通って海に帰るという大きな循環を繰り返しています。下水道や汚水処理施設は、私たちが生活に使って汚した水をきれいにして自然に帰すという大切な役割をもっています。汚れた水を処理するものには、下水処理場のほかに、農業集落排水施設のうぎょうしゅうらくはいすいしせつ、コミュニティプラント、合併処理浄化槽がっぺいしょりじょうかそうなどがあります。
  山口県の平成22年度末の生活排水処理率は80%で、全国平均の87%と比べて低い水準にあります。そのため県では、平成21年に策定した住み良さ日本一元気県づくり加速化プランに基づいて、平成24年度までに生活排水処理率を86%に引き上げることを目標に、汚水処理施設の整備を進めています。
山口県編 『やまぐち・ゆとり住生活21』 山口県 1999年
山口県編 『山口県住宅リサイクルプログラム調査報告書』 山口県 1999年
日本下水道協会編 『下水道のおはなし』 日本下水道協会 2001年
山口県編 『住み良さ日本一元気県づくり加速化プラン』山口県 2009年
クイズ 県のシンボル 自然 歴史 産業 住み良さ 生活 文化 観光 国際 教育

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