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伝統工芸 |
山口県は豊かな風土に恵まれていて、年輪を重ねた数多くの優れた伝統工芸品や民工芸品があります。そのような工芸品には、長い年月をかけて磨かれた美と 現代、私たちの生活はIT革命といわれ、次々に新しいテクノロジーが道具として使われ、とても便利になっています。しかし、同時に人の心が感じられない味気なさを感じることもあります。工芸品はそんな現代の私たちに、安らぎと潤いをもたらしてくれます。 山口県が誇る伝統工芸品には、全国的に知られた「 |
萩焼の歴史は、16世紀末の朝鮮出兵の際に、 |
赤間硯の起源は鎌倉時代にさかのぼり、古くから硯の絶品として定評があります。良く練れた墨がすられ、赤みをおびた美しい色合いと巧みな彫り飾りが目にも美しく、その品質の高さは、世界の名品である中国の |
およそ600年前に栄華を誇った大内文化の華やかさを今に伝える 漆の特徴として色あせないのが美しさの秘密で、土産品としても人気があります。 |
秋芳大理石は、大正時代に国会議事堂の壁面に使われるなど、質の良さと美しさで有名です。現在は、インテリア装飾や美術工芸品として、格調高い優れたデザインが人気を呼んでいます。 |
城下町・萩の衣裳人形です。この人形は、昭和初期に人形研究家の松村そでにより創始され、地元の女性たちが趣味として作っていたものでした。戦後、その弟子の進藤夫妻により受け継がれ、萩の観光土産として制作されるようになりました。どれも針金を芯にして、 「藤娘」「七枚笠」「舞妓」「八重垣姫」「汐汲」などの舞踊が人形になっています。全長は、19センチ〜11センチまで3種類あります。 |
萩市の日本海沖の見島、ここには古くから「見島の鬼揚子」と呼ばれる奇怪な形相の この鬼揚子は、平安時代からともいわれていて、長男が生まれた家では子供の成長を祈って、その年の暮れに親戚 や知人が集まり大凧を作り、正月にこの凧を揚げる風習があります。島の伝統であり、凧は島の人が自分たちで作ります。 |
山陽本線の柳井駅、柳井港駅や大畠駅では、夏になると駅にもたくさんの金魚堤灯が吊り下げられて、この地域の季節の風物詩となっています。 この堤灯は細竹3本で骨が組まれ、着色は白で残す部分を |
岩国の 岩国の石人形は、 錦帯橋のかかる錦川は、昔からこの石人形がたくさん採集されたところで、子供たちがこれを集めて遊んだといいます。 |
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山陽小野田市に昔から伝わる「三年寝太郎」の民話をモチーフに作られた人形です。木の素材をそのままに生かし、とぼけた表情に稲穂をかついだ様子は、素朴なかわいらしさがあります。 |
ふく 福を呼ぶ魚として、山口県下関地域では「 |
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山口県ふるさとづくり県民会議編・発行 『ふるさとの民工芸』 1990年
山口県編 『きらめき山口Q&A』 山口県 1999年 パンフレット「中国地方の伝統的工芸品」 経済産業省 パンフレット「山口県の伝統漆工芸品〜大内塗〜」 山口県大内塗漆器組合 パンフレット「通産大臣指定国の伝統的工芸品〜赤間硯〜」 楠町 |