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プレゼンテーションの基礎

1 プレゼンテーションの基礎

<プレゼンテーション資料と報告書・レポートの違い>
報告書・レポート プレゼンテーション資料
読んで分かる。 説明を前提としている。視覚と聴覚で訴える。

<コンピュータを使ったプレゼンテーションの特徴>
メリット リスク
参加者の関心を向けることが容易で強いインパクトが与えられる。
ビジュアル化、マルチメディアなどにより、リアルに臨場感のある情報が伝達できる。逆に言えばこれらを使わなければ紙の資料で十分。
作成・編集・保存が簡単にできる。
機器の準備が必要かつ手間がかかる。
解像度/スクリーン・モニタの大きさなど機器に左右される。
機器やソフトに不調が起こる可能性がある。

<コンピュータを使ったプレゼンテーション資料作成の留意点>
(1)時間
コンピュータだけを使ったプレゼンテーションでは長くても20分が限度。 それ以上の時間が必要な場合は、ビデオや黒板・実物資料などと併用する。
(2)スライドの枚数
1枚のスライドで2〜3分
スライドの枚数=説明時間÷2〜3分
(3)ビジュアル化のポイント
読ませる」より「見せる」
ワンテーマ・ワンスライド・ワンタイトル
最初に全体を示す(途中でも全体を示し、全体での位置をはっきりさせる)
(4)表現のテクニック
文字は大きく少なく、1枚の行数は多くても7行以内に。
文字の大きさは3種類まで(最低でも20ポイント以上)。
タイトルは一目見て分かるようにできるだけ具体的に。
言葉は文章ではなく、箇条書きやキーワードを使って。 強調したい言葉のサイズ・スタイル・色等を変える。(1枚の中に多くならないよう)
「美しさ」よりも「分かりやすさを」
(5)インパクトのあるビジュアル表現
画像(静止画・動画)を使う
コンピュータでプレゼンテーションを行う大きな利点
アニメーション効果やサウンド効果を使う多様は禁物。
かえってそちらに目がいき逆効果に。
グラフを利用する
主張が伝わり易いようなグラフの種類を選ぶ
グラフにコメントをつけ、こちらの主張を示す
図解表現を使う
構成図・包含関係図・階層構造図・組織図・系統図・過程図
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<図解表現の例>

情報教育
情報活用の実践力

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<発表のテクニック>
(1) 時間を厳守する。
(2) 話し手が楽しんで話す。
(3) 話すときは参加者の顔を見て。
スライドを切り換えるとき、スライドを確認し、内容を見たら参加者の方を見て説明をする。(ずっと画面を見て話さない)
(4) ゆっくりはっきりと間をおいて話す。
(5) 抑揚をつけて話す。
(6) 前後左右の特定の参加者ひとりひとりに話しかけるように。
最初は最も遠くの人に
次第に前、左右の人に
(7) 身振り、手振りを入れて表情豊かに話す。
(8) 場所を移動しながら話す。(可能であれば)
スクリーンに直接指示棒で指したり、黒板を使ったり。
(9) 他のメディア(ビデオ・黒板・実物資料など)を併用する。
(10) 参加者に意見を求めたり、相談したりする時間をとる。
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