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クエリの作成
選択クエリ選択クエリの編集抽出条件の設定SQL文色々な抽出


1 選択クエリ
「選択クエリ」とは、必要なフィールドだけを選択して、適切な順番に並び替えてデータを使いやすいものにする機能です。そして表示された結果に、修正や削除等を行うこともできます。
クエリには様々な種類がありますが、この「選択クエリ」が基本となっています。

ウイザードを利用してクエリを作成1

ウイザードを利用してクエリを作成2

参考
代表的なクエリを紹介しましょう。
クエリ名
機能
選択クエリ 最も基本的なクエリで、指定した抽出条件によってデータを適切な順序で抽出して表示する。
パラメータクエリ 選択クエリの拡張機能で、対話形式で抽出条件を設定することができる。
クロス集計クエリ 合計・平均・カウント等を集計して、その値を適切な位置に表示する。
不一致クエリ 2つのデータを比較して、一致しないレコードを抽出する。

2 選択クエリの編集
完成している「作曲者と曲名クエリ」を、さらに編集してみましょう。デザインビューに切り替えて、図のように「販売元」も追加してみます。
選択クエリの編集
デザインビューに、戻しておきましょう。

3 抽出条件の設定
たとえば、作曲者がベートーベンまたはモーツアルトのレコードについて抽出して、曲名と販売元を表示させてみましょう。
抽出条件の設定

4 SQL文
はじめにお話ししたように、DBの操作はすべてSQLと呼ばれているDB専用言語で行われています。
SQL文
このように、一見複雑に思われるクエリも、SQL文で簡単に表すことができます。

参考
【SQL文の構成】
代表的な構文を紹介する。

データの取り出し:SELECT(項目)FROM(テーブル名)WHERE(条件)
データの並び替え:SELECT(項目)FROM(テーブル名)ORDER BY(条件)
データの追加 :INSERT INTO(テーブル名)VALUES(値)
データの更新 :UPDATE(テーブル名)SET(変更内容)WHERE(条件)
データの削除 :DELETE FROM(テーブル名)WHERE(条件)

【SQL文の留意点】
文末に「;」(セミコロン)を付けることで、命令を終了させる。
文途中の改行は、構わない(影響はない)。
文中のスペースは半角で入力する。
(全角スペースは使用禁止)大文字と小文字は区別しない。

5 色々な抽出
先ほどの抽出結果で、今度は販売元の五十音順に並べ替えてみましょう。
色々な抽出
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