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説 明 |
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景清洞入り口より約300m入った所に高さ70pの地蔵尊がある。昔、医学の未発達の時代、多くの人が病に倒れた。また、景清洞内には鬼女がすんでいるといわれた。洞内の流水が砂礫を整然と積み上げたり無残にも崩しさったりとする現象が長い年月の間続く。あたかも幼児が供養菩薩を弔うための和讃にあるような石積みをしたのを鬼がきて打ち崩していく。この様相を古代の人が暗黒の洞窟の中に現世と隔絶した「賽の河原」と指定して苦難に喘ぐ幼児の亡者を救うために地蔵尊を建立したのである。毎年、美東町赤郷中河内地区が8月24日に供養する。 |
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