ク リ

ブナ科

平地からブナ林まで幅広い標高に分布している。野生のクリはシバグリと言われる。
6月に開花した後、その年の秋に、ウニ(棘皮動物)の様に長い刺が多数ある殻斗に包まれた堅果が熟す。
クヌギと同様シイタケの原木に利用される。

クヌギやアベマキと葉がよく似ているが、葉の縁にある鋸歯が先まで緑色をしている点で区別できる。
樹皮は灰黒色で、老木は縦に裂け目がある。裂け目はクヌギやコナラより浅い。