タイトル「拓本の取り方」
   
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1 はじめに

ラベル 1 はじめに

近年、教室を出て、野外で観察をしたり、地域を調査したりする学習の機会が増えてきています。それぞれの地域に残る石碑や記念碑、「先生、これ何て書いてあるの」と子ども達から質問された経験をお持ちの先生も多いことと思います。
そこで今回、教師と児童、生徒が一緒になって取り組める「拓本のとりかた」を掲載してみました。
総合的な学習の時間や社会科の調べ学習などでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
拓本には、シり気のない紙を当て、その上からやわらかい釣り鐘墨などで摺(す)って文字や模様を写し取る「乾拓(かんたく)」と呼ばれる方法と、紙を当て水で湿らせてはりつけ、上から墨汁を含ませたタンポで軽くたたいて文字や模様を写し取る「湿拓(しったく)と呼ばれる方法があります。

 
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2 拓本って何?

ラベル 2 拓本って何?

拓本の見本「文様」石に刻まれた文字や図柄、土器や金属の表面の模様などは時間が経つと風化したりさびて読みにくくなります。そこで墨を使って、でこぼこを白黒で浮き上がらせて、読みやすくする方法が拓本です。でも、どうやって行うのでしょう。魚拓や版画のように直接、とりたいものに墨をつけたらまっくろになって、あとの人が読めなくなってしまいます。それに大事な歴史的な遺産が台なしになってしまいます。
そこで、直接、とりたいものを痛めないで文字や模様を読みとるようにする方法が拓本のとりかたです。これからの手順にしたがっていけば、あなたもりっぱな拓本が取れるようになりますよ。 
石に刻まれた文字や図柄、土器や金属の表面の模様などは時間が経つと風化したりさびて読みにくくなります。そこで墨を使って、でこぼこを白黒で浮き上がらせて、読みやすくする方法が拓本です。でも、どうやって行うのでしょう。魚拓や版画のように直接、とりたいものに墨をつけたらまっくろになって、あとの人が読めなくなってしまいます。それに大事な歴史的な遺産が台なしになってしまいます。
そこで、直接、とりたいものを痛めないで文字や模様を読みとるようにする方法が拓本のとりかたです。これからの手順にしたがっていけば、あなたもりっぱな拓本が取れるようになりますよ。


拓本1 光の加減で読める場合はいいのですが・・・・
石に刻まれた文字
 
拓本2 このくらいになると触ってみてもよくわかりません。
読みにくい文字の例

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