◆カブトガニ画像１齢から２齢へ◆ 　６月の最初頃から１齢の脱皮がはじまります。体の黄色がやや薄くなり端のあたりがやや黒ずんできています。２００１年では、５月末から脱皮がはじまりました。６月１１日あたりまでで終了しています。この段階では、まだ尾剣が伸びていませんが、それらしき部分は見えます。
　これは１齢幼生が脱皮している途中です。少しふくらんでいるのでよく見ると前体の前部分が２重に見えていて脱皮の最中ということがわかりました。さかんに体を曲げる動作を繰り返しています。脱皮の時間はまちまちで日中でも観察できました。
　脱皮後の抜け殻と２齢及び１齢の画像です。大きさの違いがわかると思います。
　脱皮を完了した２齢幼生です。（ペトリ皿の中）体はまだ透き通っていて後体には、この殻の部分が１枚ではなかったことを示すような線が見られそのままだとサンヨウチュウみたいです。
　透き通った体であるので、エサであるブラインシュリンプの色がオレンジ色をしていてそれを捕食した後で、それがどの部分に蓄えられるのかわかります。尾剣も少し長くなっています。時が過ぎると茶色になっていきます。

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Aio JHS Science Club　2001 6 もどる