1年 いくつといくつ
5人組づくり

ね ら い

5人組づくりの遊びから、徐々に半具体物を用いた操作へと移行させることで帽子の色の違いに着目した数の合成・分解と、数を抽出する考えや、扱う数値を変え、自ら問題をつくり、考えようとする態度を身につけられるようにする。

方 法

  1. 赤か白の帽子を選んで被って、曲に合わせて3人組、次に4人組、そして5人組(1回目)をつくり、できた組の様子についての気づきを出し合う。
  2. 5人組を帽子の赤と白の数に着目して表すことを知り、仲間を替えて5人組づくりを繰り返して、赤白の数の違いを比べ合う。
  3. 6〜9人組のうち、どの場合を選ぶかを自分なりに決め、おはじきを使っていろいろな赤白の組をできるだけ多くつくる。
  4. さらに別の人数の組の場合をつくる。

指導計画

第1時

仲間づくりのルールを知って、5人組づくりを繰り返し、そのときの赤と白の人数を記録用紙に表して比べ合う。
 ○ 3人、4人、5人の仲間づくりの約束
 ○ 5の合成・分解と、その表し方


第2・3時

組の人数を6〜10の中から選んで、赤と白のおはじきで表し、友達がつくった組の様子と比べ合う。
 ○ 組の人数の選び方
 ○ 6、7、8、9から選んだ数の合成・分解
 ○ 10の合成・分解
 ○ ある数を合成・分解した2つの数の組のみつけ方

つくりだす展開  授業資料