3年 わり算
分けっこあそび

ね ら い

何人組を作ったり、おはじきを分けたりする遊びを通して、除法が使われる場合や意味が分かる。

方 法

〈分けっこあそび〉

  1. 広い場所を使い、全員で行う。
    教師が3回笛を吹き、その笛の数を聞いて3人組を作り、何人残ったか調べる。
    交替で好きな数だけ笛を吹き、仲間づくりをしたり何人残ったかを調べたりする。
  2. 10人程度のグループの中で、仲間づくりをする。

〈分けっこゲーム〉

  1. 1グループ4人程度で行い、1グループ12個ずつおはじきを用意する。
  2. 1人がサイコロを振り、出た目の数ずつにおはじきを分ける。
    分ける前にいくつに分かれるか、残りはあるかなどを予想しておく。
    残りの数を得点にする。
    みんなで実際におはじきを分けて確かめる。
    サイコロは順に振る。
  3. 被除数12を自分の好きな数に変え、分けっこゲームをする。

指導計画

第1時

<分けっこあそび>
3人組、4人組などの仲間づくりをし、残った人数を調べる。
  ○ 10人の中での仲間づくりと、残った人数
  ○ 除法が使われる場の意味とあまり


第2・3時

<分けっこゲーム>
12個のおはじきを用意し、サイコロを振ってゲームをする。
被除数12を好きな数にしてゲームをする。
 ○ 等分除・包含除の意味と式
 ○ 被除数・除数・答えの関係とあまりの有無
 ○ 生活の場でのわり算


第4・5時

除法の答えの見つけ方について考え、九九が使えることが分かり、自分たちで分けっこゲームを考え、みんなで遊ぶ。
 ○ 九九の利用
 ○ 等分除・包含除の答えの求め方


第6・7時

被除数が0の除法が成り立つことが分かる。
 ○ 練習問題

つくりだす展開  授業資料