ね ら い

等分した大きさを問う問題を解き合う中で、分数の大きさや単位分数と１との相対的な大きさに対する感覚を育んでいくとともに、分数の加法、減法のもとになる単位分数の幾つ分という見方の基礎を経験させる。

方　法

長方形のカードを使ってさまざまな等分割をつくる。（６等分まで） 等分した大きさの１つ分、またはその数個分の大きさを塗り分けして、裏にその大きさを記入する。 それぞれがつくったカードをグループごとに集め、ゲームをする。 （例〕カードを使って分数の大きさを当てる。 　　　小さい順に並べる。 　　　大きさを比べる。

指導計画

第１〜４時

分数カードをつくり図で示す。 　○ 等分割の意味と単位分数の意味 　○ いろいろな等分割（２等分〜６等分） グループで問題を出し合う。 　○ 等分割した部分と全体の大きさ 　○ 単位分数のいくつ分

第５〜７時

分数で表されるいろいろなものを集め、分数ものさしにまとめる。 　○ もとになる大きさを１とすること 　○ 分数の大小関係（数直線への分数の位置付き）

第８・９時

分数の加法・減法