4年「分数」〜等分カードで遊ぼう〜
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1 ・ 2 時 |
<等分をつくる> カードを提示し、 子供が行う等分割には、下図のようなものがある。 それぞれが行った等分割を一通り発表させた後、4等分した一つ一つの形を示して次のように問う。 「4つの同じ大きさに分けたんだから、形が違っても同じだよ」 『4人でなく、ほかの人数に分けるならどんな仕方になるだろう』 等分割をつくるには、用紙を折り曲げる、長さを測るなどの方法が考えられるが、ここでは、等分割することよりは、分数を視覚的につくることが大切なので、カードに目もりを入れたものを準備しておく。 |
3 ・ 4 時 |
<「等分カード」を使ったゲーム> 『色を塗った部分はどんな大きさだろう』 『グループ(4人程度)でカードを集めて、大きさを当て合おう』 いろいろな大きさの分数を調べていく過程で、同じ大きさの分数でもさまざまな形が存在することを意識する。 また、例えば1/2と2/4のように同じ大きさ、形であっても出題者と解答者の間で答えが異なってくる場も起こる。 ひととおり「分数の大きさ当て」が済んだ後に、発展的な扱いとして、次のような遊びの例を提示し、子供自身にカードの遊び方を工夫させていく。 ○同じ分母ごとに仲間分けをし、その中で小さい順に並べる。 等分割したカード(縦に等分割したカード)に分数を書き込ませることにより、分数の数直線(分数ものさし)への発展が可能である。 また、同値分数についての感覚的な理解を促すきっかけとしても活用することができるだろう。 |