4年「三角形」〜三角形トランプ〜
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1 ・ 2 時 |
6枚の三角形トランプカ−ドを各グル−プに配布し、 順に、カ−ドが合ったら前に出しババ抜きの要領でカ−ドが合わなくなるまでやる。 このように、自分の思いで仲間づくりをしていくが、ゲ−ムとしてはグル−プで統一したカ−ド合わせが必要なことから、グル−プの皆が納得する仲間づくりを考える。 ここでの子供がつくりだす観点の中で「大きな角があるから」は、「直角より大きな
角があるもの」のように明確になるように支援する。 辺の相等や角の相等を観点にすることに気付いたら、三角定規やコンパス等を使ったり、切り抜いた三角形を折ったりしながら個々の三角形を調べグル−プで話し合って、仲間を決める。
同じ仲間の観点として次のようなものがあるが、観点がはっきりしておればよい。 このような観点をグル−プで決めて、ババ抜きや神経衰弱等のトランプ遊びを自由にする。 このような三角形から二等辺三角形・正三角形を焦点化し、二等辺三角形・正三角形 の性質をまとめる。 |
3 時 |
まず、コンパスを用いた二等辺三角形(6cm・8cm・8cm)のかき方を考える。 6cmを他の数に変えたり、8cmを他の数に変えたりすることで問題のつくり方を身に付けていく。 この中の問題には、「6cm・6cm・6cm」や「8cm・3cm・3cm」のような問題も出てくる。 また、作図した二等辺三角形を並べて比較することで、辺の長さと角の大きさの関係をとらえたり、正三角形、直角のある二等辺三角形と二等辺三角形の関係をとらえたりすることもできる。 |