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【長門・萩・阿武】 |
IM73_087 |
見島ジーコンボ古墳群 |
指 定 | 国史跡 | ||
所 在 地 | 萩市見島 | ||
概 要 | 見島は萩の北北西約44.3キロ離れた火山島である。全島戸数500戸余りで、その8割が本村地区に集中する。この本村地区東方の横浦海岸で浜堤のように見えるのがジーコンボ古墳群である。ジーコンボとは爺の古墓で、先祖の墓を指した名称と考えられている。東西約300メートルの間に約200基が密集して築かれ、横穴式石室のものと組み合わせによる箱式石棺のものがある。7世紀後半から10世紀初頭の築造で、銅製帯金具、石帯や皇朝十二銭などが出土した。被葬者は中央政府から派遣された役人や防人、健児として従軍した人々ではなかったかと考えられている。出土品は萩市郷土博物館に所蔵されている。 | ||
所 有 者 | 国・萩市 | ||
撮 影 者 | 木嶋太郎 | ||
撮影年月日 | 10月20日 |