WB23_014

石器をつくる

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制作の意図
 石器をつくり出す以前、猿人は自然のままの石で木の実を割ったり、獲物に石を投げつけたりする過程のなかで、石から道具をつくる技術を確立した。そして、その技術は親から子へ子から孫へと受け継がれてきたと同時に地球全体へと広がっていった。
 この教材は、石器として利用された石の種類や石器に適した石をさぐるとともに、石器の作り方を紹介したものである。

■ 制作年度 平成8年度
■ 企   画 山口県教育研修所教材作成委員会
■ 制   作 国居重樹
■ 対   象 小学校高学年、中学校、高等学校、一般

姫島の黒曜石でつくられたやじり
姫島の黒曜石でつくられたやじり
      黒曜石を鹿の角で割る
    黒曜石を鹿の角で割る 

内容・資料
  • 防府市から発掘された石器
    防府市で発掘された鏃に使われている石は、この辺りで簡単に採取できる安山岩が多い。しかし、黒曜石でつくられた鏃もある。
  • 黒曜石の産地
    黒曜石は、産地により色や質に微妙なちがいがある。北海道の白滝の黒曜石は、黒の中に茶が混じっている。島根県隠岐の黒曜石は艶のある黒い色、大分県姫島の黒曜石は灰色である。
  • 石材の流通
    石器に適した黒曜石やサヌカイト、頁岩、チャートなどは、遠く離れた土地へ運ばれた。しかし、このような石がどこでも使われたのではなく多くの石器は、その地方でとれる石でつくられたものである。
  • 石のやじりの作り方
    石を骨や鹿の角でたたいて割り、はがれたかけらのなかから鏃に適したものを選ぶ。細長く、先のとがった鹿の角を使って刃にする部分を上から強く押し、小さくはぎとっていく。 
やじりをつくる
やじりをつくる
    矢を射る
矢を射る
制作協力
関根秀樹(原始技術史研究所主任研究員)、佐々木尚子、横山幸雄、吉瀬勝康、原田光朗(防府市教育委員会)、八幡黒曜石店(島根県)

問い合わせ先
山口県教育研修所 カリキュラム支援部
〒754-0893 山口市大字秋穂二島1062番地 セミナーパーク内
<TEL 083-987-1190 FAX 083-987-0209> e-mail:kyoiku@center.ysn21.jp

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