 |
穀良都の生みの親〜伊藤音市 |
明治22年山口市小鯖で伊藤音市が「都」という品種から品種改良を重ねて「穀良都」を生み出した。この米は明治、大正にかけて全国的に栽培が広がり、博覧会でも優秀な成績を収めるなど評価が高かった。しかし、栽培しやすい新しい品種が登場すると次第に姿を消していった。 |
穀良都の復活 |
「先祖が作っていた穀良都を自分でも作ってみたい」という思いから山口市大内の農家が県の農業試験場の協力を得て穀良都を復活させた。 |
|
酒米に適した穀良都 |
昔の資料から酒造りに向いた品種ということが分かっていたが、実際に栽培をしてみると「粒が大きく、苦みの元となるタンパク質が少ない」という酒米としての特長を備えていることがはっきりした。そこで県内の酒造メーカーが協力してこの米を原料とした山口県オリジナルの日本酒を造ることが決定した。 |
種まき〜収穫 |
種もみ、苗床作り、田植え、ラジコンヘリコプターによる農薬散布、稲の花、稲刈り、出荷等の様子 |
酒造り工程 |
米とぎ作業、米を蒸す作業、麹を混ぜる作業、タンクでの発酵等の酒造りの過程 |
酒の発表会 |
酒造メーカーが集まっての穀良都を使った酒の発表会の様子 |
|
|

米の品質検査
|

酒造り
|
|
 |
協力・資料提供 |
美東町大田 北村昌彦
山口県農業試験場 金子和彦
金光酒造株式会社 金光明雄
山口県食糧事務所厚狭支所 野田智志
山口県酒造組合連合会
山口市小鯖公民館
山口美祢農業協同組合美東支所
(名称等は制作当時) |
ナレーション |
吉富恵子 |
撮影・編集・著作 |
古屋伸浩 |
|
|