平成22年度水産科学部研究

「ながとふるさと緑化プロジェクト」

水産科学部では沿岸の藻場再生に関する研究を行っています。
詳細は随時更新していきます。


<お知らせ>

使用済みカイロの回収は終了いたしました。
現在使用済みカイロの回収は行っていません。
ご協力ありがとうございました



「ながとふるさと緑化プロジェクト」とは、産官学が連携して環境教育プログラムを構築し、実践していく取組です。

  <プロジェエクトの柱>
   ・藻場造成による漁業の活性化と環境教育

  <プロジェクトの目標>
   ・藻場造成を通じて学校と漁業者を結ぶ架け橋となり、漁業後継者育成の一助とすること
   ・使用済みカイロの回収を通じて、市民が海への関心を持つきっかけを提供すること
   ・その他藻場再生につながる可能性のある取組を積極的に行うこと

  <具体的な活動>
   1,カイロの回収
   2,鉄炭団子の製作
   3,鉄炭団子の設置  の3つに取り組んでいます。

   あわせて
   4,ウニの駆除
   5,海藻の種苗育成  にも取り組んでいます。

  <ご協力頂いている皆様>
   長門市教育委員会、山口県漁協黄波戸支所、長門市商工会議所、FMながと(FM AQUA)、
   独立行政法人水産大学校生物生産学部、長門市内小中学校、ボニーベイ・シーカヤックセンター、
   その他有志の皆様


<最近の情報>

2010年12月3日(金)

 東京海洋大学で行われた平成22年度第19回全国水産・海洋系高等学校生徒研究発表大会で、
 「ながとふるさと緑化プロジェクト〜地域と一緒に取り組む環境教育〜」という題目で発表し、
 最優秀賞(文部科学大臣奨励賞並びに水産庁長官賞 全国1位)を受賞しました。
 これも地域の皆様のご協力と応援のおかげです。ありがとうございました。
 
 左から 伊藤君(豊北中出身)、森本さん(豊北中出身)、光木君(夢が丘中出身)


2010年11月15日

 水産高校の取り組みが11月15日〜21日の間、JR京浜東北線・中央線で放映されました。
 その時の映像はパナソニック「暮らしのエコナビ」のホームページで紹介されています。
 暮らしのエコナビホームページ
  http://ch.panasonic.co.jp/contents/02551/


2010年11月6日(土)

 長門市黄波戸でアラメの母藻を設置しました。
 この時期のアラメからは「遊走子」という種子にあたるものが放出されます。
 遊走子をもっているアラメをウニを駆除した海域に設置しました。
 

 母藻は只の浜に打ち上げられたものを拾って、
 みすゞ保育園の園児さんがストーンペイントしたおもりの石に
 麻紐でくくりつけて設置しました。
 
 来春にアラメの幼体が定着することを願っています。


2010年8月21日(土)
2010年8月28日(土)

 長門市黄波戸でウニ駆除が実施されました。
 21日は黄波戸海士組合とレストラン「さくら」の今本様ほか12名、28日は陸での作業に8名、
 海での作業に17名の計25名が参加されました。

<21日>
 21日は5m×5mのコドラートを設置し、その中のウニを計数、重量を量りました。
 併せて周囲のウニも 駆除しました。
 コドラート内のウニは426個体、湿重量22.3kgでした。密度は17.04個体/uでした。
 総駆除湿重量は300kg、駆除面積は336.62uでした。
   
          作業前の記念写真                   駆除したウニ

<28日>
 28日は21日に獲り残したウニの駆除を行いました。
 総駆除湿重量は333kg、駆除面積は373.3uでした。
   
     ウニを駆除した実験区域のアラメ     海藻の新芽を食べるクロ(メジナ)の幼魚の群れ

 ウニを駆除することによって、海藻の新芽が食べられるのを防ぎ、
 アラメの群落を増やすのが今回の目的です。
 ウニの他にもアイゴやメジナなどの食害生物がいますが、
 今回はウニに目標を絞って実施しています。
 次は10月にアラメの母藻を投入する予定です。

 なお、駆除したウニは(有)長門アグリストで鶏糞とあわせて堆肥化するのに利用されます。


2010年8月5日(金)

 長門市黄波戸で藻場調査を実施しました。
 当日は風と波がありましたが、水産大学校生物生産学部准教授の村瀬 昇先生、
 漁師さん2名、生徒2名、教員1名で調査を実施しました。

 黄波戸では水深4m以浅には比較的藻場が残っていますが、
 5mを超えると急激に藻場が見られなくなります。
 それでも浅場では、アラメやオオバモク、ノコギリモクの群落が確認できました。
 藻場の周辺ではメジナ(クロ)、アイゴ(バリ)、ボラ、イシダイ、メバル、カサゴ(ガラ)、
 アオリイカ(ミズイカ)、カワハギ、ウマヅラハギなどが確認できました。
 この藻場を大切にして、黄波戸に豊かな海を取り戻したいものです。

   
    水産大学校の村瀬先生のご指導で        水中での調査の様子(シュノーケリング)
    水中の照度計測中

 
 村瀬先生と、ご協力頂いた漁師さんと一緒に


2010年7月27日(火)

 鳥取県立境港総合技術高等学校(鳥取県境港市)で行われた日本海南部地区生徒研究発表で
 「ながとふるさと緑化プロジェクト〜地域と一緒に取り組む環境教育〜」という題目で発表し、
 最優秀賞を受賞しました。
 12月に東京海洋大学で行われる全国大会に出場します。
 ご声援頂いた皆様、ありがとうございます。

2010年6月4日(金)
放送の都合で次週に変更になりました。詳しい放送日は未定です。

2010年6月8日(火)
 テレビ山口で夕方6時15分から放送される「tysスーパー編集局」の中で
 鉄炭団子の紹介の一部として水産科学部の取り組みが紹介されます。 
 水産科学部では2006年から無有産(むうぶ)研究所 杉本幹生先生考案の鉄炭団子の
 効果の検証を行っています。

 今年も水高前の実験区には藻場が順調に育っています。
 ぜひ一度のぞいてみてくださいね。