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共同研究(ふれあい教育センター)

調査研究題目 学習障害児(LD児)の教育的援助に関する研究
調査研究期間 平成7年度から平成8年度まで
調査研究校 平生町立平生小学校、防府市立松崎小学校

調査研究
協力員

小学校教諭5名

調査研究の
目 的

  最近、全般的な知的発達に遅れはないと思われるのに、学習不振や集団不適応の問題から注目されている子どもたちに学習障害児(以下LD児)がある。LD児は読み、書き、計算といった特定の能力の習得と使用に著しい困難を示すといわれているが、いじめ、登校拒否、集団不適応といった行動や情緒面での問題として指摘されることも多い。しかし、LD児に関しては、その定義や指導法についてもいまだ十分に解明されていない。
  LD児は全般的な知的発達には遅れはないことから、その多くは通常学級に在籍している。周囲の者に理解された適切な個別配慮がなされるならば、集団不適応等の二次的な問題を予防するだけでなく、本質的な障害をも軽減できると思われる。
  そこで、LD児に対する理解、啓発を図るとともに、LD児を取り巻く人的・物的教育環境の有効活用と個別配慮及びその指導の在り方を実証的に研究する。

調査研究の
内 容

1 LD児に関する調査
2 LD児の評価法
3 集団における個別配慮の在り方
4 通級指導における個別援助方法
5 保護者への援助方法