外国語科 個別学習におけるICTの活用例

英語の授業でGoogle Classroomを活用してみましょう!

(1)リスニングにおいて(音楽再生ソフトの活用)

生徒にリスニング力を身に付けさせたいけど、各自のペースもあるし、一斉指導ではなかなかうまくいかないなぁ。なんかいい方法ないかなぁ…。

ICTを活用すれば

  • 生徒のペースに合わせていつでも、何度でも繰り返して聞かせることができます。
  • 聞き取りにくければ、再生速度を遅くしたり、理解が進んでいる場合は、再生速度を早くしたりして、それぞれの理解度に応じて取り組ませることができます。

<手順>

1.教員が、生徒に練習させたい英文(教科書の本文等)をALTに声に出して読んでもらい、それをタブレット等に録音する。
2.教員が、録音した音声ファイルをGoogle Classroomにアップロードする。
3.生徒が、アップロードされた音声ファイルを各自の端末にダウンロードする。

教員がアップロードしたファイルはgoogleドライブに保存されていますので、ここから動画ファイルをダウンロードするように指示してください。

 

4.生徒が、ダウンロードした音声ファイルをWindows Media Playerで再生する。

各端末の「ミュージック」フォルダに保存された音声ファイルをダブルクリックすればWindows Media Playerが立ち上がります。状況に応じて、連続再生等も可能です。

POINT💡 音声ファイルの再生にはWindows端末に標準でインストールされているWindows Media Playerを使用するとさまざまな機能が利用できます。

 

5.生徒が、再生速度を必要に応じて変更しながら、英文を何度も聞く。

Windows Media Playerの再生画面を右クリックし「拡張設定」⇒「再生速度の設定」から、再生速度を調整することができます。

POINT💡 理解が進んでいない生徒はゆっくり聞いてみたり、理解が進んでいる生徒は少し早めに聞いてみたりすることでリスニング力を身に付ける手助けになることが期待されます。最後には元のスピードに戻させるようにしましょう。

 

(2)プレゼンテーションの練習において(ビデオカメラの活用)

生徒にプレゼンテーションの練習をさせたいけど、一度に全員の相手はできないし、時間節約のためにできれば家で練習してほしいなぁ…。

ICTを活用すれば

  • ALT等によるデモンストレーションと、動画撮影した自分の練習の様子を比較して各自で改善点を考えさせることができます。
  • 動画撮影と練習を何度も繰り返すことで、発音や表現の仕方を各自で見直し、練習させることができます。
  • 完成したプレゼンテーションの動画ファイルを提出させ、ALT等と協力して空き時間等に評価することができます。

<手順>

1.教員が、ALTにプレゼンテーションの手本を示してもらい、それをタブレット等に動画で保存する。
2.教員が、撮影した動画をGoogle Classroomにアップロードする。
3.生徒が、アップロードされた動画ファイルを各自の端末にダウンロードする。

教員がアップロードしたファイルはgoogleドライブに保存されていますので、ここから音声ファイルをダウンロードするように指示してください。
4.生徒が、ダウンロードした動画ファイルをWindows Media Player等の動画再生用のプレーヤーで再生し、何度も見直す。必要であれば、速度を落として確認し、到達目標を明確にする。
POINT💡 Windows Media Playerを使用すれば、速度の調整をすることができます。調整の仕方は先ほどと同じです。

 

5.生徒が、端末のカメラ機能を利用し、自分自身のプレゼンテーションの様子を動画撮影し、その動画を見て自分の状況を確認する。
  Windows
  Apple
端末にインストールされているカメラアプリを利用します。
動画を撮影したいときはどうすればいいの?
カメラを立ち上げたら、標準では静止画撮影画面になっていますので、動画撮影画面に切り替えます。「ビデオ」やビデオカメラのかたちをしたボタンを押してください。(下図参照)
自分の顔を撮影するにはどうすればいいの?
アウトカメラとインカメラを切り替えるために「カメラの変更」ボタンを押してください。そうすれば自分を撮影できます。(下図参照)

POINT💡 タブレットを使えば、何度でも気軽に録画しなおすことができます。また、撮りためて保存することで自分の成長を客観的に確認させることも可能です。

 

6.POINT生徒が、練習を積み重ねた後、完成したプレゼンテーションの動画をGoogle Classroomにアップロードする。
💡 生徒にとっては、何度も練習した後に自分が納得したものを提出することができるため、一度きりの面接形式のパフォーマンステストよりもモチベーションが高まることが期待されます。

 

7.教師が、生徒から提出された動画ファイルを確認し、必要であればALT等の協力を得ながら評価する。
💡 教員にとっても、授業の時間を利用することなくパフォーマンステストができるため、時間の有効活用が図れます。また、空いた時間を利用して生徒の作品を評価することが可能になります。さらに、ALTが出勤する日にALTの協力を得ながら評価をすることも考えられます。