外国語科 協働学習におけるICTを活用した授業提案

英語の授業で、ICTを使った協働学習について何かよいアイデアはないかな。
目的・ゴール生徒の視野や価値観を広げる
・自分にはない知識や技能(単語、表現等)を得られる
・うまく組み合わせることで、文章表現が広がる
・外国語を使って、自分の思いや考えを表現する機会が増える

 

ICTを活用すれば時間と空間を越えて、活動に広がりと深まりを演出できる!
Jamboard を使って、スキット作成(Writing)をしよう!
★各グループに分かれて、役割を決め、互いに学習した表現を用いた英文を書き込みながら、スキットを完成させる。

代わる代わる付箋に英文を書いて会話をつなげていきます。すごろくみたいですね。

<手順>

1.教員が、Jamboardを使ってワークシートを準備しておく。

Jamboardの起動方法

※教材の準備ができたら、GoogleClassroomを使って、「課題作成」→「資料の追加」(生徒はファイルを編集可能)で授業準備完了です。

 

2.3人グループになった生徒が、設定された会話の場面(ゴールデンウィークの午後など)で、それぞれの役割に合わせて、代わる代わるスキット作成をする。

②~⑤の操作を繰り返すことで、グループで一つの対話をつないでいきます。

 

3.教師/ALTは、各グループのスキットを見て、コメントを書いたり、重要表現にアンダーラインを引いたりすることができる。

4.会話表現に行き詰まったら、生徒は他グループのスキットを見ることができ、単語や表現を知ることができる。

※「<」や「>」で左右に動かして、他のグループのスキットを見ることができます。

 

5.生徒は完成したスキットを発表する。

生徒は、他のグループの発表を聞いて意見を出し合うことができます。

 

POINT

  1. 表現したいと思っているせりふを他の生徒と一緒に調べたり、書いたせりふにアドバイスをもらったりすることで、様々な表現が身に付きやすくなる。
  2. 他のグループの発表について意見を出し合うことで、間接的に自分たちの発表をより良くするにはどうしたらよいかを考えるようになる。生徒同士によるフィードバックがやる気を喚起する。