理科 「結果の処理」(探究の過程)に関する事例
<目次>
「科学と人間生活」~光合成色素の分離実験~
「物理基礎」~力と運動(力のはたらきとつりあい)~
「化学基礎」~化学反応式と物質量~
「生物基礎」~ミクロメータの使い方~
「生物基礎」~だ腺の観察~
「生物基礎」~体細胞分裂の観察~
科目 | 科学と人間生活 |
内容 | 光合成色素の分離実験 |
使用するツール | 共有フォルダ、共有ホワイトボード |
利 点光合成色素を分離する実験で、各班の実験結果を写真にとり、共有のフォルダに入れて生徒の端末から見られるようにするとともに、プロジェクターで大画面に映しながら比較したり、それぞれの色素の名称等を説明したりすることができる。
活用例
科目 | 物理基礎 |
内容 | 力と運動(力のはたらきとつりあい) |
使用するツール | 表計算ソフト |
利 点表計算ソフトを用いることで、得られた実験データをすばやくグラフに表すことができ、結果について考察する時間を多くとることができる。
活用例:
・ばねの性質(フックの法則)
おなじばねを直列に1個、2個、3個つないだ場合、加えた力の大きさに対するばねののびを班ごとに測定し、その値を表計算ソフトに入力。
科目 | 化学基礎 |
内容 | 化学反応式と物質量 |
使用するツール | 共有ファイル(スプレッドシート等) |
利 点反応前の物質の質量(物質量)と発生した気体の体積(物質量)との関係を調べる実験で、各班の実験結果を共有のファイルに入力させることで、各班の結果を同時に比較することができる。
また、入力シートに事前に数式を組み込むことで、物質量に変換したり、入力と同時にグラフ化したりすることができる。
活用例:
科目 | 生物基礎 |
内容 | ミクロメータの使い方 |
使用するツール | グーグルスプレッドシート |
利点スプレッドシートを利用して、総合倍率と接眼レンズ1目盛りの長さの関係をグラフ化することで、その関係性に気付きやすくなり、生徒の理解が進む。
活用例:
科目 | 生物基礎 |
内容 | だ腺の観察 |
使用するツール | カメラ機能 |
利点拡大して映像を見ることで、生徒が実験手順を具体的にイメージして実験に望むことができる。
活用例:
実験の説明の際に、カメラ機能を利用し、大型提示装置にライブ映像を映しながら、実験手順を説明する
科目 | 生物基礎 |
内容 | 体細胞分裂の観察 |
使用するツール | グーグルスプレッドシート(表計算ソフト) |
利 点実験データを短時間で共有し考察することが可能である。
活用例:
①低倍率で、分裂期の細胞が見つけ、タブレット端末のカメラ機能で撮影
②撮影した画像に印をつけながら、各時期の細胞数を数える
③②で数えた数をスプレッドシートに入力し、集計する。