理科 「考察・推論」(探究の過程)に関する事例

 

「科学と人間生活」~地形の変化~

 

科目 科学と人間生活
内容 地形の変化
使用するツール グーグルアース

 

利 点教室の中で、地球上の特徴的な地形を観察することができる。
また、角度を変えたり、時間を変化させたりして観察することができるため、時間的・空間的な関係などの科学的な視点で自然の事物・現象を捉えることができる。

活用例

 

 

「物理基礎」~力と運動(力のはたらきとつりあい)~

 

科目 物理基礎
内容 力と運動(力のはたらきとつりあい)
使用するツール グーグルスプレッドシート

 

利 点クラウド上で、各班の得られた値を、同時入力が可能となる。入力後の結果を全員でその場で確認することもできる。

活用例:
・静止摩擦係数の測定

 

 

「化学基礎」~原子とその構造~

 

科目 化学基礎
内容 原子とその構造
使用するツール シミュレーションソフト

 

利 点実際に実験できない事象や原理を理解する際の補助的な教材として活用することができる。
また、手書きの手間を省くことができたり、言葉や図では表現が難しい事物・現象をイメージとして捉えたりすることができる。

参考:PhET

https://phet.colorado.edu/ja/

 

活用例:

 

 

 

「生物基礎」~プラスチックによる海洋汚染問題~

科目 生物基礎
内容 プラスチックによる海洋汚染問題
使用するツール グーグルジャムボード

 

利点最近、国際的な環境問題として取り上げられるプラスチックによる海洋汚染の問題について、何が問題で、どのように解決に向けて取り組んでいけばよいかグループで熟議するにあたり、共有されたジャムボードを利用することで、同時に意見を書き込め、即時に意見の共有が可能となる。また、付箋機能を用いることで、出た意見をグループ化しながら、まとめていくこともできる。

活用例:

 

「生物基礎」~乾性遷移~

 

科目 生物基礎
内容 乾性遷移
使用するツール グーグルマップ

 

利点図説等に出ている、桜島の噴火による地質年代を調べ、グーグルマップのストリートビューで、それぞれの場所を見てみることで、遷移の途中段階を確認できる。

活用例:
●グーグルマップ
https://www.google.co.jp/maps/

 

<参考>鹿児島県 桜島大正噴火100周年記念誌

https://www.pref.kagoshima.jp/aj01/bosai/sonae/sakura100/kinenshi.html

 

 

「地学基礎」~地球の環境(日本の自然環境)~

科目 地学基礎
内容 地球の環境(日本の自然環境)
※ハザードマップから防災に役立つ情報を読み取る演習
使用するツール グーグルジャムボード

 

利 点

  • 大判用紙と付箋の準備の必要がなく、グループ討議ができる。(付箋の編集も書き込みも容易に可能)
  • 討論後のものを電子データで保存できる。
  • 各班で話し合った結果を全体に提示し、結果を発表することができる。

活用例:
① ある地域のハザードマップを、各グループの端末に配信

② この街で豪雨がおこるという設定で、被害を低減させる取組をグループで立案させる。どの警報(「大雨注意報(洪水注意報)」、「大雨警報(洪水警報)」「土砂災害警戒情報」「大雨特別警報」)でとるべき行動やその理由について、付箋に入力し、まとめる。