考えをまとめて分かりやすく伝える力を育成する指導に関する研究

「小学校における考えをまとめて分かりやすく伝える力を育成する指導に関する研究」
-ICT端末を使って、情報を収集し、整理し、表現する活動を通して-

山口市立鋳銭司小学校 教諭 木下 慶彦

はじめに

令和2年度に1年間、やまぐち総合教育支援センターにおいて長期研修教員制度を活用して取り組んだ研究です。
ICT端末を用いた、小学校における国語科と理科の授業を実践しました。
情報を収集、整理、表現する各場面においてICT端末を以下のように活用しました。
実践の詳細は、動画をご覧ください。
 

取組の概要

2年生 国語科「かんさつ名人になろう」

【ねらい】 家族を驚かせる観察文を書くことができる。

 

収 集 ミニトマトの写真を撮影し、実物や写真を見ながら様子を表す語句をカードに書き、ICT端末に記録する。
整 理 集めた語句のカードをICT端末上で部位ごとに分類する。
表 現 伝えたいことの順序を考えてICT端末上で並べ、語句をつなげて文を作り、観察文の下書きを作成する。

 

4年生 理科「とじこめた空気と水」

【ねらい】 空気鉄砲の仕組みを動画を使って説明することができる。

 

収 集 注射器の中に閉じ込めた空気を押す実験を撮影し、動画を見返しながら、体積と手応えを調べ、ICT端末に記録する。
整 理 調べたことをICT端末上で体積や手応え等に分類する。
表 現 空気の性質などのキーワードを並べ、空気鉄砲の玉が出る仕組みについて言葉や記号をICT端末上で書き込み、説明動画を作る。

 

 

実践発表(動画)