成果と課題

■□■  基礎学習の実施における成果と課題 ■□■
○ 当初、放課後に実施する基礎学習は、生徒がまじめに取り組まないのではないかという不安もあったが、実際には前向きに取り組む生徒が非常に多く、学習習慣として定着した。
○ 基礎学習は、日々の学習態度に良い影響を与えているのはないかと考える。
○ 年度当初と年度末の到達度確認テストの結果を比較すると、わずかではあるが学力の伸長がみられる。
○ 準備に関わる教員の負担が大変大きい。また、生徒側も放課後の時間が過密となり、他の活動に支障をきたす者も少なくない。
○ 習熟度に応じた学習活動を行うことで、生徒一人ひとりの学習目標が明確となった。
○ 生徒の力に応じた学習内容を提供することで、意欲的に取り組むようになった。
○ 全教員の協力体制が整い、到達目標の達成に向け、きめ細かい指導を行うことができた。
○ 学習内容の定着を図るために、 実施形態・学習時間・内容を検討する必要がある。

■□■ TT及び習熟度別授業の実施における成果と課題 ■□■
○ 1学期中間考査までTTを実施することにより、中学校における学習内容の定着を図ることができた。
○ 習熟度に合わせた授業を実施することにより、生徒が「わかる喜び」を体感し、英語に対する苦手意識を払拭することができた。
○ 生徒の興味・関心を喚起することを目標とした授業を実施できるようになったことで、数学嫌いの生徒が減少した。
○ 生徒の理解度に応じた授業展開により、数学に対する苦手意識を克服でき、検定合格者も出ている。
○ 習熟度別授業をより効果的に展開できるように、適切なクラス編成方法を検討する必要がある。

■□■ 校長から見た指導のポイント ■□■
@ 基礎学力不足による成績不振者を発生させない。
A 日々の授業に生き生きと取り組む生徒を育成する。
B 自分自身の将来の目標を明確にし、進路希望を実現する。


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