わがまち自慢

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コンビナートとその夜景

　周南市の海岸沿いには石油コンビナートの工場が連なり、周南市のみならず山口県全体の産業の発展を力強く支えています。市街地では、新幹線の北側に街が、南側に工場群が一望できます。街と工場が一体となった風景は、夜になるとますます輝きを増し、多くの人をひきつける魅力を発しています。

徳山動物園

　街なかにある動物園として交通アクセスも良く、体験型をはじめとする各種イベントも随時開催されて人気の動物園です。園内は小さな子どもたちでも無理なく、できるだけ近くで動物を観察することができるよう工夫されています。動物園一帯はかつて徳山藩主の館があった場所で、春には桜の名所として多くの人が訪れます。

永源山（えいげんざん）公園「ゆめ風車」

　永源山公園の山頂にある「ゆめ風車」は、周南市の姉妹都市デルフザイル市（オランダ）に実際にある風車をモデルとして平成７年に建設されました。高さ２４ｍ、羽根の直径２４．６６ｍで、八角形のバルコニー付の本格的な風車です。デルフザイル市との友好交流を示すだけでなく、周南市のランドマークとして多くの人に親しまれています。

八代（やしろ）のナベツルとその渡来地

　標高６９７ｍの烏帽子（えぼし）岳のふもとに位置する八代盆地は、山口県の鳥であるナベヅルが越冬（えっとう）する本州唯一の場所です。ナベヅルは、秋の収穫を終える頃シベリアから飛来し、３月中旬頃までをここで過ごします。現在、ツルが過ごしやすいよう環境を整備するなど、保護の努力が続けられています。

漢陽寺（かんようじ）と潮音洞（ちょうおんどう）

　漢陽寺は大内氏創建（そうけん）と伝わる古刹（こさつ）であり、昭和を代表する作庭家の重森（しげもり）三玲（みれい）による庭園があります。また寺の裏山に掘られた潮音洞は、岩崎想左衛門（そうざえもん）重友（しげとも）が鹿野（かの）地区の水不足を解消するため、私財を投じて慶安（けいあん）４（１６５１）年から４年の歳月をかけて完成させた水のトンネルです。潮音洞とその水路は平成２０年に「平成の名水百選」に選定されています。

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