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【わがまち自慢】市町リスト
わがまち自慢
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白壁
(
しらかべ
)
の町並み
室町時代から瀬戸内海の港町として栄えた柳井の中心地、
古市金屋
(
ふるいちかなや
)
地区には、当時の
町
(
まち
)
割
(
わ
)
りが今も残り、江戸時代中期の
豪壮
(
ごうそう
)
な商家が
軒
(
のき
)
をつらねています。「白壁の町並み」は東西約270mにわたり、妻入り
入母屋
(
いりもや
)
づくり、
本瓦葺
(
ほんかわらぶき
)
、白
漆喰塗
(
しっくいぬり
)
の町屋や蔵が続く場所です。昭和59年には、貴重な歴史・文化遺産として、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
金魚
(
きんぎょ
)
ちょうちん
150年の伝統をもつ郷土民芸品「金魚ちょうちん」は、かつて家々で大人たちが子どもに作り与えたと言われ、夏ともなれば、子どもたちは、このちょうちんを手に、
浴衣
(
ゆかた
)
姿で夏祭りに出かけていたそうです。夏休みになると、市民が駅や白壁の町並み、商店街などにたくさんの金魚ちょうちんを飾り、8月13日の「金魚ちょうちん祭り」を迎えます。軒につるされ、尾ひれが風に揺らぐユーモラスな姿が
涼
(
りょう
)
を誘い、
情緒
(
じょうちょ
)
あふれる柳井の夏を演出してくれます。
阿月神明祭
(
あつきしんめいまつり
)
350年の伝統をほこる壮大な
火祭
(
ひまつ
)
りで、国の無形民俗文化財に指定されています。
宮中
(
きゅうちゅう
)
の行事「
左義長
(
さぎちょう
)
」に由来する「とんど」と、神明信仰に小早川家の軍神祭りが合わさった祭りといわれています。毎年2月11日早朝から、白
装束
(
しょうぞく
)
の若者たちが高さ約20mの
御神体
(
ごしんたい
)
を起こし立て、うたいながら特殊な足取りで練る
長持
(
ながもち
)
じょうげや
神明踊
(
しんめいおど
)
りが続き、最後に神明を焼いて、
子孫繁栄
(
しそんはんえい
)
と今年一年の
厄
(
やく
)
除
(
よ
)
けを祈ります。
月性展示館
(
げっしょうてんじかん
)
清狂草堂
(
せいきょうそうどう
)
文化14年(1817)、
妙円寺
(
みょうえんじ
)
で生まれ、
尊皇譲夷
(
そんのうじょうい
)
論者として、
吉田松陰
(
よしだしょういん
)
との親交も厚く、明治維新の原動力として重要な役割を果たした
月性
(
げっしょう
)
に関係する
書簡
(
しょかん
)
や書画、遺品などが、妙円寺境内の展示館で見ることができます。また、この境内には、月性が郷里を出る際に
詠
(
よ
)
んだ「男子
志
(
こころざし
)
を立てて・・・」の漢詩が
刻
(
きざ
)
まれた
碑
(
ひ
)
や、多くの
維新
(
いしん
)
の志士が学んだ私塾・
清狂草堂
(
せいきょうそうどう
)
が復元
建立
(
こんりゅう
)
されています。
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