◆自宅で国際交流が始まった!
 私は英語教室を開いたお陰で、近所のいろいろな方々とお知り合いになれたんですね。特に農家の方々との触れ合いは、今まであまり経験したことのないことだったので、それは新鮮で・・・。
  子育てをしていると、自然と安全な食べ物とか関心が向くでしょう。
  さっそく、若いお母さん方とグループを作り、知り合いになった農家から、米や野菜、卵などを直接購入できるシステムを作ってしまいました。
  農作業を手伝うことを条件に、無農薬栽培をやらせてもらったり。
  このあたりの実行力は外資系企業に勤めていた副産物かな。
  私はこれまで農作業にはまったく縁がなかったから、この農作業経験はすごく新鮮。
  自然との対話はとても生きてるって感じがするんですね。
  一方、帰国した中国残留孤児ざんりゅうこじの方に日本語を教える機会があって、それがきっかけで留学生たちとの交流もするようになったんです。
  英語教室の中高生や提携農家にも呼びかけて、その輪がどんどん広がり、今では「日本文化教室」を毎週土曜日に開いています。
  今、その輪がどんどん広がって、様々な国の人たちが参加するようになって、各国料理の講習会をやったり、そのお料理を食べながら、各国のお話を伺って、地域でもこんな国際交流ができるんだなあって、すごく感激しています。夫も得意の日本の焼き物を披露して、一役買っています。