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児童・生徒に見せたいコンテンツを紹介しています
1 ネチケットって何 
 インターネットを利用する上でのマナーやエチケットのことを「ネチケット」といいます。
コンピュータやインターネットを介したコミュニケーションでは、往々にして機械の向こう側に生身の人間がいることを忘れがちです。
 しかし、このようなコミュニケーションにおいても、実際に人と対面して話をするときと同じようなマナーやエチケットが必要です。
2 様々なネチケット
○メールのネチケット
 
●正しいメールアドレスを入力しましょう。
送信する前にもう一度アドレスを確認しましょう。あて先をまちがって送ってしまったメールは取り 戻せません。
●一目で分かりやすい件名を付けましょう。
件名を見ただけで、メールの内容が判断できると、メールの整理に役立ちます。
●本文の最初に宛名を書きましょう。
いきなり用件から書き始めるのではなく、最初に宛名を書くのがマナーです。
特に、複数の人で使う共用のメールアドレスに送ったメールは、宛名がなければ、誰宛のものか分かりません。
●差出人を書きましょう。
送信者のメールアドレスを見れば、誰から届いたメールか分かりますが、本文にも差出人を書くのがマナーです。
●用件は手短に、1行が長くならないようにしましょう。
だらだらと長い文章は読みにくいものです。適当なところで改行しましょう。
●送信する前に、読み直しましょう。
間違った字や抜けた字がないか、文章がおかしくないかチェックすることは最低限のマナーです。送信する前に読み直す習慣をつけましょう。
添付ファイルは、サイズの大きなものを送らないようにしましょう。
サイズの大きいメールはダウンロードに時間がかかり、受け取る側にも負担がかかります。
添付ファイルを圧縮するなどの工夫をしましょう。
●機種依存文字や半角カタカナは使わないようにしましょう。
機種依存文字や半角カタカナは文字化けの原因になります。
せっかく受け取ったメールが読めなくてはメールを送った意味がありません、気をつけましょう。
●初めての人にメールを出すときは礼儀をわきまえて丁寧な言葉遣いをしましょう。
メールだからといって、初めての人に友達に対するような言葉遣いをすることはやめましょう。
●チェーンメールを受け取っても他の人に転送しないようにしましょう。
チェーンメールとはいわゆる「不幸の手紙」のことです。
ネットワークやメールサーバに一度に大量のメールが集まって、負荷をかけるだけで何のメリットもありません。転送しないようにしましょう。
●デマかもしれないメールは他の人に転送しないようにしましょう。
耳寄りな情報や緊急の情報として受け取ったメールには信頼性の低いものもあります。
善意のつもりで他の人に転送するとかえって迷惑をかけることになりますので、情報の信頼性を確かめてからにしましょう。                    
●ウィルス付きメールを受け取らないようウィルス対策ソフトを導入しましょう。
ウィルスによってはアドレス帳に載っているメールアドレスにウィルス付きメールを自動的に送ってしまうものがあります。
このようなウィルスに感染すると、自分が被害者であるだけでなく加害者にもなってしまいます。ウィルス対策ソフトを忘れずに入れましょう。
●他人のメールの引用には気をつけましょう。
メールにも著作権があります。他人のメールを引用する場合は最小限にとどめるようにしましょう。
●メーリングリストの返信には気をつけましょう。
メーリングリストで受け取ったメールにそのまま返信すると、メーリングリストの参加者全員にメールが届いてしまいますから注意しましょう。
 
○掲示板のネチケット
 
●他人を誹謗中傷するような内容を書き込まないようにしましょう。
掲示板は本名を使わずに書き込みができるので、面と向かっては言えないようなことも平気で書き込む人がいます。人の心を傷つけるような行為はしないようにしましょう。
●無意味な内容の書き込みはやめましょう。
意味不明なメッセージや下品なメッセージを何度も書き込むことを「掲示板荒らし」といいます。読んだ人を不快にさせるようなメッセージの書き込みはやめましょう。
●何度も同じ内容を書き込まないようにしましょう。
掲示板のスペースを無駄にするだけで、他の利用者にとっては迷惑です。
●住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報は書き込まないようにしましょう。
掲示板などから個人情報を収集して、広告などの迷惑メールを送りつけてくる業者もいます。
無用なトラブルに巻き込まれないためにも個人情報の取り扱いには気をつけましょう。
 
○チャットのネチケット
 
●住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報は書き込まないようにしましょう。
掲示板のネチケットと同様で、個人情報を収集して、広告などの迷惑メールを送りつけてくる業者もいます。無用なトラブルに巻き込まれないためにも個人情報の取り扱いには気をつけましょう。
●乱暴な言葉遣いや相手を傷つけるような発言はやめましょう。
掲示板のネチケットと同様で、本名を使わずに書き込みができるので、面と向かっては言えないようなことも平気で書き込む人がいます。人の心を傷つけるような行為はしないようにしましょう。
「入室」「退室」時には挨拶をしましょう。
チャットをするときは、チャットルームに「入室する」、チャットを終了するときは「退室する」といいます。
「入室」時には「こんにちは」、「退室」時には「またね」等の挨拶をすることは、日常、人と出会ったときと同じです。
 
○Webページ作成上のネチケット
 
●著作権の侵害にならないように気をつけましょう。
Webページの素材として、他人の著作物を利用するときは著作権者の許諾を得なければなりません。
●他人のページにリンクをはるときは、そのWebページの管理者に連絡しましょう
リンクをはるだけであれば著作権侵害にはなりませんが、Webページの管理者にリンクをはったことを連絡するのはマナーです。
●バリアフリーなWebページづくりを心がけましょう。
高齢者や障害のある人でも利用しやすいようなWebページづくりを心がけましょう。


情報モラルや著作権に関する情報は、以下のサイトから入手することが可能です。
独立行政法人教員研修センター 情報モラル研修教材2005
http://sweb.nctd.go.jp/kyouzai_new/
独立行政法人教員研修センター ”情報モラル”授業サポートセンター
http://sweb.nctd.go.jp/support/
ディズニー   ネチケットを学ぼう
http://www.disney.co.jp/netiquette/
文化庁 著作権〜新たな文化のパスワード〜
http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/frame.asp{0fl=list&id=1000002923&clc=1000000081{9.html
教育研修所 インターネットの世界
http://www.ysn21.jp/~eipos/data/2004/option/
群馬大学社会情報学部 ねちずん村
http://www.netizenv.org/top.htm
財団法人 コンピュータ教育開発センター ネット社会の歩き方
http://www.cec.or.jp/net-walk/
財団法人 コンピュータ教育開発センター 情報モラル等指導サポート事業
http://sweb.nctd.go.jp/g_support/index.html