初等中等教育における情報教育では, 「情報活用能力」の育成を目標としています。 文部科学省が平成14年に示した、新「情報教育に関する手引」では、次の3要素から構成されています。 |
1 情報活用の実践力 「情報活用の実践力」とは、課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて,必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し,受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力のことです。 |
2 情報の科学的な理解 「情報の科学的な理解」とは、情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解と,情報を適切に扱ったり,自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解のことです。 |
3 情報社会に参画する態度 「情報社会に参画する態度」とは、社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し、情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え、望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度のことです。 |
山口県情報教育指針「情報教育の進め方」より |
文部科学省 新「情報教育に関する手引」より |