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【防府】 |
IM73_028 |
徳地人形浄瑠璃 |
指 定 | 県無形民俗文化財 | ||
所 在 地 | 徳地町 | ||
概 要 | 徳地は江戸時代、和紙の産地で、そのため上方商人との取引が盛んで文楽などに親しむ機会も多かった。明治時代、義太夫ブームのなか、この地で独特な人形芝居が生み出されることになった。串人形と呼ばれる人形を使用し、一人の人形遣いが最大で十二体までの人形を遣え、語り手は三味線も弾けたので最低二人だけで上演できた。舞台は一畳ほどの広さで、折り畳み式で、人形と一緒に二つの箱に納まり、持ち運びが簡単で、六畳ほどの広さがあればどこでも上演できたため、農村での芸能として親しまれた。明治から大正にかけてが活動の一番のピークであった。 | ||
所 有 者 | 徳地人形浄瑠璃保存会 | ||
撮 影 者 | 山本明史 | ||
撮影年月日 | 8月31日 |