タイトル「山口県の史跡」
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【防府】

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エヒメアヤメ自生南限地帯

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エヒメアヤメ自生南限地帯
指   定 国天然
所 在 地 防府市大字西浦
概   要 朝鮮半島、中国北部に自生し、本州、四国、九州の一部にも分布しているきわめて小さなアヤメ科多年草の草本(そうほん)である。別名タレユエソウともいい春に藍紫色の小さな花を咲かせる。種子がアリによって運ばれるアリ散布植物で、種子が鳥や風によって遠くに運ばれる他の植物に対して、散布力が著しく低く、種子はわずかに移動するだけである。そのため、かつて我が国が大陸と陸続きであったことを植物学的に証明する重要な植物である。保護団体や地域の人々の手厚い管理のもと、毎年、花を春咲かせている。開花の時期に一般に公開されている。
所 有 者 防府市
撮 影 者 山本明史
撮影年月日 4月12日


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