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【豊浦・下関】 |
IM72_104 |
長門鋳銭所跡 |
指 定 | 国史跡 | ||
所 在 地 | 下関市長府安養寺 | ||
概 要 | わが国で最古級の貨幣とされている和同開珎を鋳造したところで、鋳銭所とは、貨幣の鋳造を行なった工房のことである。和銅開珎は、708(和銅元)年の頃から長門の他、武蔵国(埼玉県)・近江国(滋賀県)・河内国(大阪府)・播磨国(兵庫県)・大宰府(福岡県)の6ヶ所で作られたといわれているが、遺構が確認されているのは長門国だけである。この鋳銭所は、825(天長2)年ころ廃止され、周防国(山口市鋳銭司)に移された。出土した遺物は、下関市立長府博物館に所蔵されている。 | ||
所 有 者 | 下関市 (遺物も) | ||
撮 影 者 | 畠中茂朗 | ||
撮影年月日 | 2003.1.8 |