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【豊浦・下関】 |
IM73_047 |
清末藩邸跡 |
指 定 | |||
所 在 地 | 下関市清末陣屋 | ||
概 要 | 清末藩は、1635(承応2)年に長府藩第3代毛利綱元が、祖父秀元の遺言により、叔父元知に豊浦郡清末村を中心とした1万石を分封したことから始まる。宗家の萩毛利家から見ると支藩長府藩の支藩にあたり、支藩の支藩は、全国的にも極めて異例のことであったという。1659(万治2)年に清末の居館(陣屋)が完成して、元知による本格的な藩政が開始された。長府藩の相続問題で一時期断絶したこともあるが、明治初期の廃藩置県まで継承され、この間、1万石という外様小藩ではあったが寺社奉行・奏者番・大番頭といった幕府の要路に就いて、幕政の一端を担った藩主もいた。 | ||
所 有 者 | 下関市 | ||
撮 影 者 | 畠中茂朗 | ||
撮影年月日 | 10月12日 |