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【長門・萩・阿武】 |
IM73_062 |
野山獄と岩倉獄 |
指 定 | |||
所 在 地 | 萩市今古萩町筋 | ||
概 要 | 享徳寺四つ角から松本川方面へ進んで最初の角を右に折て、すぐの所に左右に野山獄と岩倉獄がある。野山獄は士分を対象とした上牢で、岩倉獄は足軽以下の小者町民を収容する下牢であった。1854(安政元)年下田で海外渡航に失敗した吉田松陰と門弟金子重輔が国許に送還され、松陰は野山獄、重輔は岩倉獄に投獄された。松陰は在獄1年2ヶ月の間に600冊以上の書物を読み、獄中でも「孟子」を講義し座談会や句会を開いたという。安政の大獄に際し、1858(安政5)年12月再入獄し、翌年5月江戸へ送還、処刑された。金子重助は入獄の翌年、獄中で病死した。 | ||
所 有 者 | 萩市 | ||
撮 影 者 | 木嶋太郎 | ||
撮影年月日 | 10月16日 |